「観光再生の年に」 旅行業3団体が賀詞交歓会

 静岡県内の旅行業3団体が11、12の両日、賀詞交歓会を静岡市内で相次いで開き、新型コロナウイルス禍で落ち込んだ観光業の巻き返しを誓った。
 日本旅行業協会中部支部静岡地区委員会の会合で、竹内規夫委員長は静岡空港国際線の運航再開や県内が舞台の大河ドラマの放送開始を引き合いに、「コロナ禍は予断を許さない状況だが、業界に少しずつ明るい兆しが出てきている。真の観光再生の1年にしよう」と呼びかけた。
 来賓として出席した出野勉副知事は静岡空港国際線再開に関し、「韓国線に続き、次は台湾線もなるべく早い復活を目指したい」と述べた。
 県旅行業協会と全国旅行業協会県支部は合同で開催し、遠藤勝久県旅行業協会長は「コロナ感染防止策を十分に講じながら、さまざまな旅行を再開し、県内業界の活力を取り戻したい」と抱負を語った。

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