宿場町文化「三島そば」の手打ち楽しむ 20人が参加

 かつて宿場町として栄えた三島市のそば文化を盛り上げようと、NPO法人グラウンドワーク三島が栽培している「三島そば」を使ったそば打ち教室が24日、市民生涯学習センターで開かれた。

三島そばの手打ちを体験する参加者=三島市民生涯学習センター
三島そばの手打ちを体験する参加者=三島市民生涯学習センター

 10組20人が参加し、そば粉と割粉に水を加えてこねた後、形を整えながらのし棒を転がして延ばし、適度な太さに切って完成させた。仲間と毎月そば打ちを楽しんでいるという安藤英彰さん(74)らが力の入れ方や均等な太さに整える切り方などを手ほどきし、参加者は苦戦しながら集中してそば打ちを楽しんだ。
 GW三島は約20年前から同市元山中の耕作放棄地を利用してそばづくりに取り組んでいる。豊かな香りと甘みが特長で、今年も出来は上々という。
 28、29の両日は同市芝本町のGW三島事務所で年越しそばを販売する。2食入り1パック550円。事前予約はGW三島<電055(983)0136>へ。

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