熱海ゆかりの芸術家集う 「アート・エキスポ」、11月末まで

 熱海市ゆかりのアーティストが集結して作品を発表する「アタミ・アート・エキスポ」が30日、市内で開幕した。22人の芸術家と1団体が市内10会場で展示や制作体験などを繰り広げる。11月30日まで。

ガラス壁面に魚群を描く富岡さん=熱海市のJR熱海駅ビル「ラスカ熱海」
ガラス壁面に魚群を描く富岡さん=熱海市のJR熱海駅ビル「ラスカ熱海」

 初日は、JR熱海駅ビル「ラスカ熱海」の1階ガラス壁面をキャンバスにしたライブペインティングが始まった。同市出身のアーティスト富岡美紀さんが熱海近海の魚群を描き、さまざまな個性が集まったにぎやかなイベントを表現した。制作は10月2日まで。
 エキスポ期間中は市内のギャラリーやホテルなどを会場に、絵画や写真、ちりめん細工、彫金など多彩な分野の作品が展示される。同市昭和町の起雲閣では21~23日に14人の芸術家が出展する。
 エキスポは今年で12回目。運営事務局は10日まで、運営費などを募るクラウドファンディングを専用サイト「キャンプファイヤー」で実施している。返礼品として参加芸術家の作品などを送る。

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