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<しずおか市町対抗駅伝>富士市チーム、福良勝己監督に聞きました!

「バランスのいいチームで、昨年のベスト記録を更新する!」富士市チーム

12月4日(土)に行われる「第22回 しずおか市町対抗駅伝」では、35市町・全37チームが競います。「しずおか市町対抗駅伝 カウントダウン!」と題して、「市の部」の富士市チームをご紹介します。 富士市チーム監督の福良勝己さんにうかがいます。
※10月25日にSBSラジオIPPOで放送したものを編集しています。
富士市チーム

※写真は2020年の様子です

牧野アナ:福良監督は富士市チームの監督をされて10年ほどになりますが、なんと、1976年のモントリオール五輪に走高跳の選手として出場されたんですよね! 当時の記憶では何が一番残っていますか?

福良監督:実は本番でケガをしてしまったんです。予選通過直前の最終の高さでケガをして、予選通過できませんでした。魔物が住んでいました。

牧野アナ:悔しかった思いが一番残っているんですね。ただ、オリンピアンのメンタリティを選手たちが直々に学べるというのは、富士チームはすごいなと思います。

昨年の結果を振り返って

牧野アナ:昨年は、チームのベストタイムを大きく更新して、市の部3位でした! いかがでしたか?

福良監督:昨年は3人の救世主が突然現れたんです。ひとりは1区の菅谷茉生さん。彼女はその前のシーズンをケガで棒に振ってしまっていたのですが、大会の直前に復帰し、ようやく調子が戻ってきて参加できました。それで区間2位ですから、本当に助かりました。

もうひとりは、10区の一般女子、小田恵梨さんです。彼女は、第1回優勝チームの高校生メンバーだったんです。それが20年ぶりくらいに、本人が富士市で出たいということで戻ってきてくれました。彼女も区間2位のすばらしい快走でびっくりしました。

3人目が12区の一般男子です。例年、スズキの中村泰之君が走ってくれていたのですが、チーム事情で出られなくなったんです。急遽、実業団の渡邉奏太君がタイミングよく来てくれて、区間新を出してくれました。この3人が富士市を救ってくれて好記録につながりました。

牧野アナ:渡邉奏太選手が区間賞でしたが、それ以外も区間2位、3位の選手が多くいましたよね。

福良監督:小中学生は毎年のことですが、力強い選手が多いです。

牧野アナ:あと、昔走っていた選手がまた戻ってくるのも市町対抗駅伝ならではですよね!

今年の練習状況は?

福良監督:今年はコロナの影響で、毎月1回のペースで行っている合同練習が、2回中止になってしまいました。

牧野アナ:ここからチームワークを培っていくところですね。

今年の注目ポイントは?

福良監督:先週、代表選手を決めたばかりですが、例年のように小中学生はレベルの高い選手がそろっています。

牧野アナ:富士市チームは、毎年ベースのレベルが高い印象があります。

福良監督:中高生の男子もタイムが上がってきて、バランスがとれてきているなという状況です。

牧野アナ:最後に第22回大会への目標と意気込みをお願いします。

福良監督:昨年のベスト記録2時間12分30秒、これ以上の記録を目指して、チーム一丸となって頑張っていきたいと思います。

牧野アナ:福良監督も五輪のときにケガで悔しい思いをされました。選手のなかにも苦しい状況の人はいるんでしょうか?

福良監督:毎年ひとりくらいはいるんですが、今年はいまのところ大丈夫です。

牧野アナ:もし、ケガをした選手がいたらどのようなことを伝えるんですか?

福良監督:やはりオーバーワークしない、やりすぎないことですね。どうしても、不安に駆られて毎日練習をやりすぎてしまうことがよくあります。特に中学生あたりは成長期ですから、疲労骨折をしやすいので注意が必要です。

牧野アナ:気持ちのコントロールも大事なんですね。ありがとうございました!

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