朝が苦手な小5男子、機嫌よく起こすにはどうしたらいい?大音量のアラームや布団剥ぎも効果なし。毎朝のやりとりがストレスすぎる…

Q. 子どもの寝起きが悪いのが悩み。毎朝起きられず、遅刻が多い…どうしたらいい?

休みの日は家族の中で誰よりも早く起きるくせに、平日の朝が苦手な小学5年生の息子がいます。家から小学校まで徒歩2分程度と、学校のそばに住んでいるのに、1カ月に3回は間に合わす遅刻してしまいます。

習い事の関係で、平日ベッドに入るのは頑張って22時15分頃です。朝7時45分に家を出れば間に合うので、7時頃から起こし始めるのですが、結局起きてくるのはいつも7時30分近く……。

アラーム音を大音量で聞かせたり、布団をはがしたりいろいろな手を試みても無反応。頭に来て放っておくと、本当にギリギリに起きてきて「なんで起こしてくれなかったの!!」と逆ギレしてくることも……。

「遅刻するから朝食抜き!」と言いたいところですが、本人朝ごはんへのモチベーションがそれほど高くなく、ナシならナシで平気そうです。逆に育ち盛りの5年生なので、母親としては遅刻してもいいから食べてほしいという思いもあります。

私もフルタイムで働いているため、毎朝のやりとりがとにかくストレスです。寝起きをよくしたい、機嫌よく起きてほしい。どうしたらいいでしょうか。(相談者:はるみ)

まずは生成AI(Gemini)に聞いてみました

以下、生成AIの見解!? です。
まずは、お母様のエネルギー消費を最小限にするための物理的なアプローチです。

「15分間のタイムリミット食事」の導入

7時30分に起き、7時45分に出るまでの「15分」は短すぎます。お母様の「食べてほしい」という願いと「遅刻させたくない」を両立するため、「片手で食べられる高栄養食」に振り切りましょう。

案: おにぎり、バナナ、スティックパン、または「飲むゼリー」。最悪、玄関で靴を履きながらでも口に放り込めるものを用意し、「食卓に座らせる」という工程をカットします。

「起こし方」の自動化と外注

「お母さんが物理的に起こす」と、息子さんの脳は「攻撃された」と勘違いして癇癪を起こしやすくなります。

案: 光目覚まし時計(朝日を再現するライト)を導入する、または可能であれば「朝だけカーテンを開けっぱなしで寝る」。視覚刺激は、聴覚(アラーム)よりも不快感が少なく脳を覚醒させます。

「2分」という立地を逆手に取る

「7時45分に出る」という目標を、「7時47分に出る(全力疾走)」に変えても、この距離なら間に合うかもしれません。お母様は「45分になったら私は仕事に行くから、鍵をかけてね」と物理的に家を出てしまうことで、息子さん自身の「生存本能」に任せる時間を数分作るのも手です。

専門家の意見は?公認心理師の佐藤さんに聞いてみました

育児相談室を運営する傍ら、テレビ・雑誌・WEBなどの各種メディアで子育てに役立つ心理学を発信する、公認心理師の佐藤めぐみさんに聞いてみました。以下、佐藤めぐみさんのコメントです。
自分の出勤時間が迫る中で子どもが起きてくれない……、焦るしイライラするしで相当なストレスになっているとお察しします。そんな時、つい怒鳴ってでも子どもを動かしたくなりますが、「何回言ってもむり」なのであれば、残念ながらそのやり方は効果がないということなので、そこから離れるべく、あらたな作戦を考えましょう。基本的にどの行動も“メリット”が伴うとその行動は起きやすくなるものなので、自分で起きたら○○をゲットのようなインセンティブをセットするというのは1つの手です。

一方で、育児では、問題が起こっている最中だけを対処してもうまくいかないことが多々あります。「起きられない子を起こすには?」もそれに当たります。状況を広く捉え、なぜ起きられないのかを検討し、そこから対応を考えていくことはとても重要です。

可能性として以下の3つが挙げられます。

単純に睡眠不足

厚生労働省が推奨する睡眠時間は小学生で9~12時間程度。ここでも3時間ほどの個人差があるので、週末などを利用し、「うちの子には何時間必要なのか」を見出し、明らかに睡眠不足だとわかれば、夜の流れを見直すことも大切です。習い事も大事だけれど、朝ご飯も大事だし学校も大事。でも全部取りできないのであれば、優先順位を検討しましょう。

行き渋り

このお子さんは学校自体はイヤではなさそうに思えるので、これは該当しないかもしれませんが、中には何らかの悩みがあって「朝起きられない」という子もいます。その場合、週末などにしっかり親子時間を作って、話せる環境を作り、根本の改善を図りましょう。

結果的に間に合うことが多い

遅刻は月3回くらいとのことで、本人からしたら「ほとんどセーフ」なのかもしれません。親の怒鳴り声のトーンで「ここが限界だ」と感知することは子どもにはよくあること。子どもに任せて、結果を経験させる(遅刻し て注意されるなど)ことが自主性のきっかけになることもあります。

また、極端に朝が苦手な場合、起立性調節障害ということも考えられます。朝起きられない場面で「どうしたらいいか」だけだと、怒鳴るしか方法がないといなりかねないので、 その原因を突き止め、メリットベースで進めていくのがいいでしょう。

答えてくれたのは……佐藤めぐみさん

公認心理師|オンライン育児相談室・ポジカフェを運営。英・レスター大学大学院修士課程修了(MSc)。専門は0~10歳のお子さんを持つご家庭向けの行動改善プログラム、認知行動療法ベースの育児ストレスカウンセリング。また、子育て心理学を学ぶ場としてポジ育ラボを主宰。ブログにて毎日の育児に役立つ心理学を発信中。


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