
「2月のキャンプで右肘を痛めてしまい、復帰しようと思ってもなかなか状態が上がらないというか、同じことを繰り返してしまった。すごいうまくいかなかったです」
けがで出遅れ、焦りから悪循環に
ルーキーイヤーは6月のソフトバンク戦でプロ初出場。先発マスクをかぶり、勝ち越しタイムリーを含む2安打で初のお立ち台に立つなど鮮烈なデビューを果たしたが、2年目は開幕前のけがで出遅れた。ファームでは33試合に出場。シーズン終盤の9月30日にようやく1軍に合流し、途中出場した10月1日のDeNA戦では2安打を放った。「早く野球をやりたいと焦って、けがを繰り返してしてしまった。自分のペースでしっかりやるべきと気が付きました。けがをしないことが一番ですが、してしまった時の復帰の仕方を考える上でいい経験になったと思います」

11、12月は沖縄で開催されたジャパンウインターリーグに参加。新シーズンの飛躍に向けて、足掛かりをつくった。
「(2025年は)打席数が少なかったので、12月に試合に出られたことは良かったです。守備にももちろん課題はありますが、ウインターリーグの1番の目的はバッティングでした。まだまだ手応えはないですけど、一日一日成長できるよういろんなものを吸収していきたいです」
超えるべき存在
1年目にファームで教えを受けた古賀優大捕手が、2025シーズンは1軍で自己最多の87試合に出場し、打率2割8分と攻守で飛躍を遂げた。「古賀さんにはキャッチャーとしての考え方、ルーティンなどを教えていただいた。でも超えないといけない存在。古賀さんの上に中村(悠平)さんという存在もいるので、(2人を)超えていけるようにしていきたいです」

MLBホワイトソックスに移籍する村上宗隆内野手ら、昨年はけがのためファームで長期間、調整していた主力選手が多く、身近に良い手本があった。「村上さんのウエートの仕方、準備の仕方、練習姿勢など全てにおいて勉強になりました」
今年も自主トレは甲斐と
オフは昨年に続き、巨人・甲斐拓也捕手の合同自主トレに参加する。「昨年は主にキャッチング、捕り方にもいろいろあることを教えていただき、引き出しが増えました」。今年も球界を代表する捕手から貪欲に学ぶつもりだ。
「まずはけがをしないこと。1年間続けられる体力を付け、けがしないケアをしていく。守備でアピールして、その後にバッティングが付いてくればと思っています」
将来の正捕手候補として期待される19歳は、着実に地力を培っていく。
(編集局ニュースセンター・結城啓子)








































































