【島田大祭(帯祭り)】3年に1度、330年前の江戸時代から受け継がれている「奇祭」/島田市

旧東海道で一番の難所として知られた、大井川。

島田市の大井神社は大井川を鎮める神様、そして安産の神様として信仰されています。

この地で330年前(1695)、江戸時代から受け継がれている「奇祭」。

今日は3年に1度行われ、今年で111回目を迎える伝統ある祭りを紹介します。

「島田大祭」。別名「帯まつり」

大名行列を先頭に神輿や鹿島踊り、屋台と、およそ1キロにおよぶ行列が10時間以上かけて町を練り歩きます。

その中で、ひときわ目を引くのが「大奴」です。

腰にさした2本の大刀(だいとう)に、豪華絢爛な帯を垂らしたその姿が「奇祭」と呼ばれるゆえんです。

島田に嫁入りした女性の帯を、町内に披露して回る習わしがあったことに由来しています。

今週の月曜日。祭りの稽古も熱を帯びていました。

今年は3人の新人「新奴」が加わり、先輩から細かい指導を受けていました。

大奴の練習に励む男性:所作がいろいろ細かくて、結構使ってない筋肉とかも使いますし、毎日へとへとです

島田大祭保存振興会 岡田和宏会長:330年の中に、どんどんいろんなものが変わってきていると思うんですよ。でも変わってきてる中で、今、現在の良さというものがあるのではないかと

長い歴史と市民の熱い思いが込められた「島田大祭 帯まつり」はいよいよ来週幕開けです。

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