9月20日にジュビロ磐田との「蒼藤決戦」を迎える藤枝MYFC。今季途中に名古屋グランパスから期限付き移籍で加入したFW榊原杏太選手は、全国2冠を達成した名古屋ユース時代、そしてトップチームでも現・磐田のMF倍井謙選手と同期でチームメートでした。対戦が実現すればプロ初のこと。切磋琢磨(せっさたくま)してきたライバルと同じピッチで戦うことを心待ちにしています。
FW榊原杏太「(倍井選手とは)食事に行くことも」
―現在の調子は。良い感じです。自分は(浅倉)廉とプレースタイルが似ていると思うのですが、廉は結果を残せている。決めきるところを見習っています。話を聞いたりプレーを見たりしてイメージを膨らませて実践しているので、チャンスが来ればそこを意識してやりたいです。
―藤枝に来たことはプラスになっているか。
自分の成長につながっていると、やりながら実感しています。
―前節はベンチ外だったが、外から見て感じることはあったか。
あまりうまくいっていなくてチャンスが少ない時に廉がゴールを決めたので、すごいと思いました。あの1点で勝ち点1を得られたので、自分も試合を決められる選手にならないといけないと感じました。
―磐田の倍井選手と名古屋ユース、名古屋で同期だった。
ユースから一緒にやり始めました。今はドリブルにフォーカスされていますが、いろんなポジションができる選手。刺激を受けているので、僕も刺激を与えられる存在になりたいです。
―対戦となると中学以来か。
そうです。楽しみです。
―磐田の試合も気にしているか。
謙がいるのでよく見ていました。磐田はボールを持ってリズムをつくりながらサイドアタック、クロスから得点を狙うというイメージ。すごく良い相手だなと思います。
―倍井選手とは会うこともあるか。
あります。たまたま同じ地にいることもあり、その流れで食事に行くこともあります。
―ユース時代の2人のポジションは。
自分が右サイドハーフで倍井が左サイドハーフでした。