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J2いわきからJ3沼津への期限付き移籍が発表されたFW白輪地敬大選手(23)が14日、沼津市内での全体練習に合流しました。持ち味は走力を生かしたプレーであるとし、「自分に声をかけてくれたチームのために、得点やアシストで結果を残していきたい」と決意を述べました。
練習では、3チームに分かれた8対8のミニゲームが計6本行われ、白輪地選手はフリーマンとして唯一全てに出場。「いわきで走り慣れているのでそこは全然問題ない。ただ初日なので結構きつかった。ここからコンディションを上げていければ」と話しました。
ミニゲームでは罰ゲームも設けられ、中山雅史監督は「(白輪地選手は)ジャンプ3回のところ、10回以上飛んでいた」と豊富な体力をうかがわせるエピソードも披露。「ボールもさばけるし、いろいろなことができるのかなという期待は膨らむ」と語りました。
白輪地選手インタビュー

―ポジションとプレースタイルは。
クラブの方と話し合ったときはワントップ起用という感じでした。走力を生かした前線からの二度追いなどは、先陣を切ってやっていきたいです。背後を抜け出すランニングも自分のストロングポイントです。
―移籍を決めた理由は。
決め手は攻撃的なサッカーで、勝手に自分に合うなと感じていたので即決しました。いわきでベンチに入っても1分も出場できないなど、試合に出られていない中で声をかけてくれた沼津さんには本当に感謝しています。

―覚悟を持ってJ2から来てくれたと思うが、心境は。
上のカテゴリーから来たというより、自分が一番下手くそだという気持ちでやれといわきのスタッフには言われました。自分よりキャリアがある選手も多く、ここで1からサッカー人生を経験していくつもりでやりたいです。
―6月8日から出場可能だが、それまでの期間をどう過ごすか。
とにかくチームになじむよう努めたいです。自分の特徴を出しつつチームメートとコミュニケーションを取って、求められていることに応えていきたいです。練習からしっかりアピールしていけたらと思います。