【松崎桑葉ファーム】お茶だけじゃない!特産「桑の葉」を飴やジェラートでPR /松崎町

取り組みは地域活性化の原動力に

静岡県東部に位置する松崎町。人口5500人あまりの小さな町です。
今、松崎町の特産、「桑の葉」を使って地元を元気づけようという取り組みが進んでいます。
松崎町にある「くわや」では、桑の葉で作ったお茶を販売しています。特徴は甘み。アミノ酸が豊富で、ノンカフェインです。
他にも、桑茶ん飴、そば、うどん。あとは、桑葉ジェラートというのもあります。お茶以外にも色々な商品を開発し、桑の葉をPRしているんです。

企業組合松崎桑葉ファームの代表理事である土屋さんは、耕作放棄地を活用しながら、桑の葉を社会貢献につなげようと活動しています。
4月に行われたのは、地元の特別支援学校の生徒たちが参加する桑の苗植えです。
30cmほどの苗を2本ずつ一定の間隔で挿していきます。

土屋さんたちは8年前から、農業に触れる体験学習を続けています。

生徒たちからは、「作業自体は楽しいです」「生きているものと向き合うので、命の大切さとかを感じます」との声が聞かれました。

この日はおよそ900本の苗を植えました。2年後には収穫され、商品として店頭に並びます。

企業組合松崎桑葉ファーム 土屋嘉克代表理事:(体験学習を行っているのは、)社会人になったときの練習というか、勤めた先でなじめるように、それが一番の目的です。(松崎町は)静岡県で一番小さな町なので、一生懸命やっていることを県内の皆さんに見せたいと思っています。

桑の葉を通した取り組みが地域活性化の原動力になっています。

(2025年4月26日放送)

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