くふうハヤテベンチャーズ静岡が久能山東照宮で必勝祈願!新加入の鈴木将平(静岡高出)は1159段の石段に「いいトレーニング」


プロ野球2軍ウエスタン・リーグのくふうハヤテベンチャーズ静岡は4日、2年目のシーズン開幕を前に、久能山東照宮(静岡市駿河区)で必勝祈願しました。池田省吾球団社長、赤堀元之監督(静岡高出)、選手ら約50人が神事に臨みました。今季からの新加入選手らが意気込みを語りました。

鈴木将平選手(静岡高出)「スタートダッシュを切りたい」

―久能山東照宮は。1159段上ってみてどうか。
「上った記憶がないので初めてだと思います。いい経験といいトレーニングになったと思います」

―チームとして必勝祈願してみてどうか。
「勝ちにこだわると言っている以上は、みんなそういう気持ちで臨んだと思うので、また新たなスタートだと思います」

―チームで静岡ゆかりの場所で祈願することについて。
「ここで、この地で勝ちにいくということだと思うので、1勝でも多くホームグラウンドで地元の方たちに勝利を届けられたらと思います」

―開幕戦が迫る中、チームの雰囲気をどう見ているか。
「試合が増えてくるに当たって、勢いが出てきていると思うので、いい試合が増えてくるようにみんなで調整していきたいです」

―地元出身選手として、大勢の人が注目している。どんなプレーを見せたいか。
「プロの世界で戦っている人間たちなので、正々堂々と戦っているところをまず見てもらいたいですし、現実を受け入れながら成長していく、壁にぶつかっていく選手たちの姿を見てもらいたいです」

―地元で野球ができることへのモチベーションは。
「応援を肌で感じるし、『試合を見に来たよ』と言う連絡を僕はよくいただくので、期待に応えながら、まずは自分として活躍できるように、チームが結果的に勝てるように頑張りたいと思います」

―NPB12球団を目指すことについてどんなことを意識するか。
「1年間まずは元気に。いつでもお呼びがかかった時にいけるように備えておくというのは大事ですけれども、やっぱり打撃の状態ですよね。波を作らずにしっかりとキープできるかというのが大事になってくると思うので、その面でもしっかりスタートダッシュを切っていきたいです」

赤堀元之監督(静岡高出)「今年は勝つ野球を突き詰める」


―昨年以来の久能山東照宮です。
「早かったですね。早く感じます。やらなきゃという気持ちが強かったですから、その中で必死にやったのですぐに終わってしまい、1年たったという感じ。2年目のシーズンに入るので身の引き締まる思いです」

―どんなことを祈願したのか。
「勝つということだけ。昨シーズンは28勝だったので、今年は一つでも多く勝つ野球をして、(ファンのためにも)勝つことについて突き詰めたいと思います」

―開幕までわずか。チームの状態は。
「昨シーズンに比べたらいいです。ここという時のチャンスに打つなどまだまだ課題はあります。残り数試合教育リーグはあるので、14日に向けてやっていきたいと思います」

―2年目の開幕戦。相手は昨年と同じオリックス。どんなところを見てもらいたいか。
「躍動感あるプレー、バッティング、ピッチング、最後に勝つところを見てもらいたいです」

―改めて意気込みを。
「勝つことを中心に頑張っていきたい。勝つことによってファンも楽しんでもらえるし、声援も多くもらえると思います。静岡を盛り上げていきたい。勝つことを前提にやって、最後にはドラフトに選手がかかるようにやっていきたいと思います」

―チームの雰囲気は。
「すごくいいと思う。既存の選手と入った選手とで競争はあると思うが、その中で真剣に取り組んで、試合はハッスルプレーをしてくれています」

―昨シーズンの結果どう生かしていくか。
「昨シーズンは育成、再生を主としてやってきたつもりだったので、勝ちは度外視ではないが気持ち的には抑えながらやりました。今年は(ファンに)喜んでもらわないといけないので勝つことを前提にしてやっていきたいです」

高橋駿主将(静岡西高出)「50勝したい」

―(必勝祈願を終えて)今の気持ちは。
「開幕まで2週間切ったので早いなという感じです。また新しいメンバーでここに来られたので、新たな気持ちで頑張りたいです」

―チームの状態は。
「チームの半分が新入団ということで、僕らも身の引き締まる思いでスタートして、みんなでコミュニケーションを取りながら、まだ2カ月くらいですが、新入団選手も既存の選手も昨年から一緒にやっているような雰囲気があります。だんだん一体感は出てきて、楽しみなチームではないのかなと思います」

―主将から見て2年目を迎えどんなチームか。
「戦う集団ですね」

―昨年28勝だったが、今年の目標は。
「50勝したいというのはあります」

―見ていても楽しい野球というか負けない野球になってきていると思うが、プレーしていてどうか。
「監督からも今年は勝つと言われて、そこに向かってやっていると思います。個人個人が勝ちに向かっていく姿が日頃の取り組みに現れているので、順調だと思います」

―主将として2年目の役割は。
「今のところ出場機会が少ないので、結果を残して出場機会を勝ち取らないといけないと思っています。キャプテンとして試合に出て勝っていきたいです。そこにこだわっていきたいです」

―チームの雰囲気は。
「新入団選手と既存選手の境目が分からないくらい、コミュニケーションを取りながらできているのでいい雰囲気だと思います」

―鈴木将平選手が加入して影響は。
「静岡を代表する、NPB1軍でも活躍している選手なので、こういう選手にならないとNPBにはいけないとみんな感じていると思います。将平が下の年齢の選手のお手本になってくれると思うので、感謝しているし頑張ってもらいたいです」

―静岡の皆さんへのメッセージを。
「昨年はなかなか勝利を届けられませんでした。今年は1勝でも多くして静岡の皆さんに元気をお届けできるように頑張っていくので、ぜひ球場に足を運んでもらいたいと思います。1年間応援よろしくお願いします」
シズサカ シズサカ

静岡新聞社編集局運動部がサッカーや野球、バスケットボール、ラグビー、バレーボールなど、さまざまなスポーツの話題をお届けします。紙面では紹介しきれない選手たちの表情や、ちょっとしたこぼれ話をお楽しみに。最新情報は運動部の公式X(旧Twitter)でチェックを!

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