
県内外の小学6年生、85人がエントリー。くふうハヤテベンチャーズ静岡ジュニアチームの最終選考を取材した
今回くふうハヤテも招待チームとして参加することになったため、チーム結成に向け、小学6年生の男女を対象に8月からセレクションが行われた。
最終選出人数は16人の予定だが、静岡県内全域、東京、埼玉、岐阜から合計85人がエントリー。3次選考までに50メートル走などの基礎能力やノック、試合形式のテストを実施。
そして9月14日、富士市の富士整形外科病院で、メディカルチェックと面談による最終選考が行われた。
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最終選考を受けた受験生からは「静岡出身なのでハヤテの一員として戦いたい!」「(これまでのセレクションで)レベルの高さを感じている」「チームの皆と友だちになって一緒に野球できるのが楽しみ」といった期待の声が上がる一方、「僕が試合に出られるかはちょっと不安…」といった小学生らしい本音も聞かれた。
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富士整形外科の木島丈博 医師
その木島氏の“助手”という形で、当日はくふうハヤテの投手でありながら、群馬大学医学部を卒業し、医師免許も持つ竹内奎人選手が練習を終えた後にスクラブ(医療用白衣の一種)姿で登場。現役の投手でありながら、いずれは整形外科医としての道も志す“右腕”は、「怪我なく思いっきりプレーしてほしいと思うから、こういった機会をしっかり設けて状態を確認するのは良いことだと思う」と笑顔で答えた。.jpg)
くふうハヤテベンチャーズ静岡 竹内奎人選手 ※この日は練習終わりに助手として駆けつけた
二人は高校時代から面識があり、竹内選手自身も群馬大時代に木島氏の執刀で右肘の手術を受けている。その後も医学部生として木島氏のもとで研修を行うなど、関係性は深い。ただそこはやはり現役投手。今シーズン登板し続けている勲章とも言える日焼けした小麦色の肌は診察室でよく目立ち、受験した子どもたちにとっても「体も大きくて、迫力があった」と気になる存在だったようだ。
くふうハヤテベンチャーズ静岡ジュニアチームは、10月から始動する予定だ。
文:SBSアナウンサー 松下晴輝


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