
ありがとう!「幸せの黄色い新幹線」のラストラン・ドクターイエロー
1月29日、「見ると幸せになる」とも言われる黄色い新幹線『ドクターイエロー』。JR東海の車両(T4編成)がラストランを迎えました。
鉄道ファンのみならず多くの人々の注目を集めてきたドクターイエロー。
鉄道旅行が趣味の私も度々その姿を見かけましたが、その際はいつもカメラを向ける人や愛らしい黄色いボディーを眺める人々で囲まれていました。

私は昨年9月に『静岡発そこ知り』でJR東海の大井車両基地を訪れ、ドクターイエローを取材しました。
東海道・山陽新幹線の線路や架線に異常がないか走って検査するいわば"新幹線のお医者さん"ということで、一般の乗客が乗車することはありません。
その内部に潜入させていただくという、非常に貴重な体験をさせていただきました。
実際に中に入って感じたこと…
電車に乗って旅をするのが大好きないわゆる"乗り鉄"である私からしますと、今では懐かしい700系車両の設備に感動するとともに、多くの検査士さん達の情熱が刻まれた作業スペースに長い歴史を感じました。


(架線をチェックする観測ドームにも実際に座らせていただきました!感動です)
東京から博多までの間を最速で時速270キロで走りながら、コンピューターと人の目の両方で検査をしていく…ドクターイエローとそれに乗る検査士さん達のおかげで私達は安全で快適に新幹線移動が出来ていたんだな、と感謝の気持ちが湧いてきました。
「ありがとう、ドクターイエロー」
ラストランを見守った多くの方も抱いたであろう感謝の想いで私もいっぱいです。
今後は名古屋にあります『リニア・鉄道館』で展示されるとのことですので、その際は私もまた会いに行こうと思います。
静岡県を走り抜けるドクターイエローの勇姿映像を公開中!
さて、静岡新聞SBSの無料アプリ「@S+(アットエスプラス)」では、SBSが総力を上げてドクターイエローを撮影。静岡県を駆け抜ける最後の走行を、駅のホームや撮影スポットのみならず、お天気カメラや上空からの映像でお楽しみいただける、まさに永久保存版!
東は熱海市から西は湖西市まで、静岡県を走り抜けるドクターイエローの勇姿を一緒に見直しましょう。

SBS静岡放送のアナウンサー陣が静岡での暮らしにちょっとプラスになる話をお届けします。プライベートで立ち寄ったお店やオススメのグルメ、ロケ先での裏話など内容はさまざま。アナウンサーの日常を気軽なタッチで紹介していきます。
関連タグ