J1磐田の石田雅俊、心揺れた日々を乗り越えて

ジュビロ磐田の石田雅俊選手はルヴァン杯2回戦V・ファーレン長崎戦へ並々ならぬ決意で臨みます。韓国Kリーグで実績を積み磐田へ加入しましたが、ここまでリーグ戦出場はなし。「最初で最後の勝負。そこで結果が出なければその次はない」と表情を引き締めました。
一問一答
ーコンディションは上がってきたか。けがはしていないので徐々に。
ールヴァン杯で出番が回ってくる可能性がある。
久々の公式戦でいつも以上のエネルギーや集中力が出ると信じている。一発勝負。チームを勝ちに導けなかったらそこまでの選手。本当に久々でもひっくり返す選手はひっくり返す。そういう試合が韓国で何度もあった。一発勝負でやりたいなと思う。
ー開幕から苦しい思いをしてきた。
確かに試合からこれだけ外されて、まだまだ自分が弱いと思った。プロ11年目でメンタルが揺れることがあるのかなと思ったが、ここ数カ月たくさん揺れて自分を疑った。そこは試行錯誤があった。
ー出場すればどんなプレーを見せたいか。
韓国時代は運動量は群を抜いていたと思うが、久々の試合なので、上がらない可能性がある。ゴール前の精度、理解度は整理して入りたい。

ーリーグ戦は3勝5敗と波に乗れない。
正直(20日リーグ戦の)福岡は考えていない。僕自身、ルヴァンは最初で最後の勝負だと思っている。そこで結果が出なければ、その次はない。福岡は考えずルヴァンで明らかな違いや表現を見せたいとは思う。
ー長崎のイメージは。
長崎の米田隼也選手(静岡学園高出身)と同じ年で仲が良くて、よく長崎の試合を見ていた。外国人が印象的で、外国人のレベルが高い。個々はJ1レベルのチーム。
ー練習試合も少ない中でどうコンディションを維持したか。
正直けがをしないのが大前提。考えすぎなところもあった。久々の試合でもパフォーマンスを出す選手もいる。言い訳にはできない。
ー獲得したフロントからの期待も高い。
取ってもらってここまでチームに貢献していない。1試合で取って良かったなと思うぐらいの試合を見せたい。出るならば前の方だと思う。ポジションはあまり関係ない。やることの大枠は変わらない。