
ジュビロ磐田で来季加入が内定している特別指定選手の角昂志郎選手(筑波大4年)が4月15日の全体練習に合流しました。「すぐに慣れてチームの力になりたい」とルヴァン杯V・ファーレン長崎戦への出場に意欲を示しています。
一問一答
ー練習はきょうが初めてか。おととい夜に磐田に到着して、関東リーグで90分試合に出たので、きのうは体を休めた。きょう初めて本格的に練習に合流した。
ープロの練習に参加して。
スピード感や強さが大学生と違う。すぐに慣れてチームの力になりたい。
ールヴァン杯が今週ある。
特に言われていないが、もちろんあることは分かっている。そこを目指してやっていく。最後決めるのは監督。自分はできることをやってアピールするしかない。

ー一番アピールしたいのは。
ボールを持った時のスペシャリティー。キレのあるドリブルで相手に怖がられる選手としてピッチ内で躍動したい。
「地域全体で勝つぞという雰囲気感じた」
ー磐田に決めた理由は。いろいろあって(笑)。選手やスタッフのこともそうだし、スタジアムで試合を観戦してみて、ジュビロでプレーしたいと思った。
去年のJ2金沢戦をホームで見て、スタジアムに行くまでの道のりで、地域全体の温かさを感じた。地域全体で勝つぞという雰囲気を感じた。力になりたいと思った。民家に旗が立っているのを初めて見たので。
ー磐田の藤田俊哉スポーツダイレクターが大学の先輩にあたる。
もちろん大先輩で尊敬している。ただ自分が活躍できるのが最優先。ピッチで活躍するのを考えた時にジュビロがいいと思った。
ー鹿児島キャンプにも参加しているが。
キャンプで練習試合にも出ている。きょう初めての練習参加ではないので、頭を切り替えて早く順応できればいい。

ー磐田のサッカーはどんなイメージ。
横内監督はつなぐことを大切にしている。勝ちからの逆算でやることを明確にしている。いい意味で形がない。相手に合わせて、自分たちの良さを発揮するのは筑波とよく似ている。
ーポジションは2列目か。
2列目ならばどこでもできる。ここがいいというのはなくて、与えられたポジションでやるべきことに集中する。大学では右サイドハーフをやったり、2トップの片方をやったり。
世代別代表ならば、右サイドバックをやったり。いろんなポジションをやってきた。自分がいればどんな状況でも大丈夫と思われれば出場する可能性は高くなる。一番は攻撃で違いを出したい。
ー言葉にするとどんなドリブルか。
自分で言うのも恥ずかしいけれど、キレがあると思う(笑)。小柄だが、スピードやキレ、筑波で培ったボールを扱う技術は自信を持っているので発揮したい。

ー憧れの選手はいるか。
尊敬する選手は三笘薫さん。同じチーム出身で直接の関わりはないが、尊敬している。追い付きたい。プレースタイルは別として、憧れ、追いかけている選手のひとり。
ーすでに坪井選手からイジられていた。もうとけ込んだか。
本当に温かく迎えてくれる。キャンプの時にも正直、チームを離れるのがさみしくなるぐらいだった。
川島永嗣さんもすごくフランクに話しかけてくれた。そういうところも含めて磐田でプレーしたいし、力になりたい思った。