J1磐田の新外国人MFブルーノジョゼに直撃インタビュー

ジュビロ磐田の新外国人選手、ブルーノジョゼ選手は「日本のサッカーは練習からプレースピードが速い。その結果、強度もすごく高くなる」と話しています。25歳とは思えない落ち着いた話しぶりのサイドアタッカー。実戦での本領発揮に期待です。
Q1週間ぐらい練習をしたが、慣れてきたか。
初日から選手やスタッフに温かく迎えられた。この1週間でだいぶ慣れることができた。ここにいるのが幸せ。練習はうそをつかない。練習から全力を尽くして、試合で貢献して返していけたら。
Qペイショット選手は「日本の練習はブラジルよりも走り込みが多い」と言っていたが…。
彼が言うことに同感だ。日本のサッカーは練習から見てもわかるが、プレースピードが速い。その結果、強度もすごく高くなる。いまそれにならった練習をしている。
ブラジルのクラブの練習よりも走る量が多く、強度が高い。ブラジルはキャンプが始まるまでの準備期間が日本よりも短い。2週間ぐらいでつくって試合に入っていく。日本のクラブは時間が長いので、強度の高い練習をしても、回復の時間もある分、いい準備ができると感じている。

Qオフの過ごし方は以前と変わったか。
日本のクラブに来るにあたって、オフの過ごし方は特に変えていない。ブラジルにいた時から、例えば4週間オフがあったとしたら、最初の1週間は何もせずにべったり休む。3週間は徐々に体を作る方向に持って行った。
クラブの練習が始まる時にある程度体ができていて、けがの予防を含めて動くようにしていた。同じようなことをして日本に来た。
Q日本で食べておいしかったものは。
ブラジルにいる時からすしを食べていた。日本でみんなといろんなレストランに行った。ブラジルの家族からは「日本の食文化に適用するのが難しいのではないか」と言われたが、ブラジルで食べた日本食よりおいしい。すし、和牛の焼き肉、とんかつがおいしかった。
Qサッカーではどこをアピールしたいか。
ポジションの特性上、得点に直結するプレーは好きだが、自分のプレースタイルは強度高く常に動き続けること。自分のベースになっている。
Q技術的な部分でこだわりは。
パスもそうだが、センタリング。常にタイミングもあるが、だれもいないところに出さないようにする。タイミングを合わせたいい球を意識している。

Qサイドの選手は縦に抜くか、カットインか選択肢はある。
試合のシチュエーションによってそれは変わってくる。自分としては縦に行くのも、カットインも好き。それよりかは、対戦相手、自分をマークする相手をうまく研究しながら、どっちにいったらいいのか、臨機応変にプレーできるようにする。
Q趣味は。
アニメのナルトが好き。オフシーズンは釣りをする。僕の街では海釣りより川釣り。海釣りはしたことがないので、ここでできるならば興味がある。