
来季J1に復帰するジュビロ磐田は10日、浜松市内で4年ぶりにファン感謝デーを開きました。右膝のリハビリに励む松原后選手は「最高の形でファン感謝デーを迎えられた」と万感の思いを込めて喜びを語りました。最終盤には横内昭展監督がサンタ姿で約3500人の来場者の前に登場し、プレゼントを贈りました。
松原后選手 一問一答

-4年ぶりとなるファン感謝デー。
最高の形でファン感謝デーを迎えられて、ファン、サポーターと喜びを分かち合えるのは、一番素晴らしいこと。こういう日になって良かった。
-ファンから掛けられた言葉は。
J1昇格してくれてありがとうと。僕の場合はけが大丈夫ですかとか。
-右膝のリハビリは。
順調に進んでいる。オフシーズンだが、毎日リハビリしている。来季に向けていい状態でやれている。月曜から土曜は毎日クラブハウスでリハビリしている感じ。長いシーズンを終わってクラブハウスに行くのは気が重くなるときがあるが、それも全部来年J1で戦うため。やるしかないという気持ちで頑張っている。
-オフは。
いまのところ出かけたりはしない。1週間ぐらいオフをもらおうかなと。古川(陽介)を連れてどっかにいきます(笑)
-来季J1で戦う。
J2で自動昇格できたのは素晴らしかったが、僕もJ1でずっと戦ってきた。このままじゃ絶対に厳しい戦いになるのは明確。みんながどういう意識で、J2という強度やゲームスピードを意識から取り除いていかなければならない。そこが大事。
「無限のポテンシャルを秘めている」
-後藤選手が今季のMVPに松原選手を挙げた。あいつに一番アシストしているのでそう答えた(笑)。かわいいですよね。
-後藤選手はベルギーに移籍する。
彼は無限のポテンシャルを秘めている。あれだけサッカーへの愛がある選手も見たことない。その気持ちがあればあいつはどこまでも羽ばたいていける。僕は海外で成功できなかった。僕の夢も背負って、あいつに託して頑張ってほしい。
-松原選手もベストイレブンを狙える。
いまは来年J1でベストイレブンに入っていけると自信を持っている。今年以上にクオリティーを上げて、ジュビロを勝利に導いていけるプレーをしたい。
-ジュビロの良さは。
ユニホームに星がついているように、J1で優勝したことがあるチーム。そういう歴史があるチーム。僕はタイトルが取れると思う。いかにJ1のサッカーについていけるか。そこで戦えるか。今年やってきた切り替えの速さ、強度の高い球際、プレーをもっともっと見せて。プラスアルファで横内監督がアイデアを出してくれると思う。そこに自分たちが今年のようにしっかり合わせていく。


