
【第47回県高校演劇研究大会2日目】富士が最優秀 地球滅亡の前日描く
富士「Goodbye,the earth」は、同校演劇部の脚本・演出。滅亡を翌日に控えた地球上の「どこか」の風景を九つ連ねたオムニバスドラマ。幕開けとラストの、シルエットやスモークにダンス、紙吹雪を組み合わせた「絵作り」も美しかった。浜松開誠館「舞台監督」は、古事記を下敷きにした創作を演じる演劇部を演じる、という多重構造の脚本。同校演劇部と顧問の「現実」ものぞかせた。ホール全体を使う20人規模の殺陣や合唱も織り交ぜ、観客を楽しませた。(は)
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