【いま旅 鎌倉 〜花めぐり〜】 予約が取れない人気店から旬のスポットまで、日帰り満喫!女子アナ二人旅
レストランデザート店「レガレヴ」で味わうパフェの花
鎌倉駅西側、御成通りに2021年にオープンしたデザートレストラン「レガレヴ」。フランスで27年間パティシエとして経験を積んだ佐藤亮太郎さんのお店です。
店内には宝石のように美しいケーキから焼きたてのパンまで並びますが、今回いただいたのは“パフェ”!
いちごとバラのパフェ(飲み物付)
ハイビスカスやトロピカルフルーツのハーブティーのジュレが入っていて、その上にバラといちごのアイスという2種類のソルベがのったもの。
近江:味変や食感の違いも楽しめて、本当に幸せになれるパフェです。
3種のチョコレートのパフェ(飲み物付き)
ミルクチョコレートのムースと、ホワイトチョコのソルベ、カカオマスで作るチョコレートのソルベを組み合わせたもの。仕上げにヘーゼルナッツのソースをいれて完成。
井手:パフェなんですけど、ケーキを食べているような感覚!
パフェやケーキは旬の食材を使って作っているため、期間限定のものが多いですが、“その時期ならではのお楽しみ”をぜひ堪能してください。
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■Regalez-Vous(レガレヴ)
住所:鎌倉市御成町10-4
時間:8:30〜18:00
休み:不定休
梅シロップや梅酒作りができる「蝶矢」でおみやげ作り
次は100通りの梅シロップや梅酒を作ることができる梅体験専門店「蝶矢」へ。ここは梅酒でおなじみの「チョーヤ梅酒」のお店なんです。
予約が取れないほど人気の梅体験
梅体験はボトルのサイズ選びからスタート。今回は一番人気のMサイズ(税込2850円〜)をチョイス。
まず試飲をしながら梅の品種を決めます。次に砂糖の種類を選び、ヘタを取った梅と砂糖を交互に入れるだけ。梅酒はそこに好みのお酒を入れたら完成です(梅シロップは1週間、梅酒は1カ月で飲み頃になります)。
井手:すごく簡単ですね。梅とこんぺい糖が華やかでかわいい!
梅梅梅ソーダ
「蝶矢」では梅体験だけではなく、季節によってオリジナルの梅ドリンクが楽しめます。
近江:爽やかな梅の香りが口に広がる〜!
井手:梅をつぶすと味変して、よりフレッシュな味わいになりますね。
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■梅体験専門店 蝶矢 鎌倉店
住所:鎌倉市御成町11-7
時間:10:00〜18:00
休み:なし
満開のアジサイが咲き誇る家康ゆかりのお寺へ
続いては近江さんおすすめの場所、鎌倉駅から歩いて約10分の「英勝寺」へ。ここは鎌倉に現存する唯一の尼寺で、アジサイが咲く花寺としても有名です。
徳川家康の側室が建てたお寺
近江:この立派な山門、国の重要文化財にも指定されているんです。何か気付くことありません?
井手:あっ、端の装飾に静岡でもよく見る葵の御紋が!
実は英勝寺は徳川家康の没後1636年に側室・英勝院が創建し、かつては水戸の姫君が代々住職を務めた由緒正しいお寺。さらに二人は本堂の裏手に進み、竹林の中へ。
井手:鎌倉にもこんなひと息つける場所があるんですね。
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■東光山 英勝寺
住所:鎌倉市扇ガ谷1-16-3
時間:9:00〜16:00
休み:木曜日
拝観:300円
美しい庭を眺めながら、身体に優しい本格和食を
お腹が空いた二人が次に訪れたのは、江ノ電・和田塚駅のすぐ近くにある和食店「茶房 空花」。こちらでは鎌倉湘南の旬の食材を使った、身体に優しい本格和食が楽しめます。
茶房膳
本日選んだランチは人気の御膳。籠の中にはたくさんの小鉢が並び、まるで夏の草花のようにあざやかです。
近江:新鮮で弾力のあるホタテがおいしい!
井手:爽やかなジュレは、夏にぴったりの一品ですね。
旬の食材と真摯に向き合い、素材の味をいかした調理法にこだわっている「茶房 空花」。実は東京・虎ノ門にもお店があり、2年連続ミシュラン1つ星を獲得している名店です。
お店のもう一つの魅力がこの景色。緑いっぱいの庭には四季折々の花が咲き、季節ごとに異なる風景が楽しめます。夏には天然氷を使ったかき氷もおすすめだそうですよ。
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■茶房 空花
住所:鎌倉市由比ガ浜2丁目7−12-22
時間:11:30〜22:00
休み:不定休
笑顔が素敵。鎌倉で頑張る静岡の花
最後は由比ガ浜のとなり、材木座海岸方面へ向かった二人。下町の風情が残ったこの街のベーカリーカフェ「カゼマチヤ」に、とある女性が働いていると聞いてやってきました。
笑顔がステキな杉澤綾さんは旧富士川町出身で、鎌倉で料理人として頑張る「静岡人」。
「カゼマチヤ」はベーカリーカフェですが、杉澤さんは間借りでランチ営業をしているんです。
静岡風ラクサヌードル
香辛料が効いた東南アジアの麺料理「ラクサ」に、駿河湾産の桜エビがのっています。ピリッと辛くてクリーミーなスープに、桜エビの旨みと食感がよく合います。
フィッシュホットサンド
下田バーガーにヒントを得て、イワシのフライやカマンベールチーズ、オリジナルソースを挟んだホットサンド。玉ねぎやフルーツを何時間も煮込んだソースとイワシの相性は抜群です。
間借りカフェの他にも、キッチンカーやイベント出店、料理教室などをしている杉澤さん。鎌倉という土地と鎌倉の人のつながりが好きで、この地で13年頑張っているのです。
さらに5月下旬には、静岡の地酒とエスニック料理を提供する「直会」をオープン。静岡生まれの一輪の花が、鎌倉の地で力強く咲いているのが嬉しいですね。
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■ベーカリーカフェ KAZEMACHI(ランチ限定間借り)
住所:鎌倉市材木座6-3-16
営業日はInstagramをチェック「ayatoori_chef」
今回は“花めぐり”をテーマに、鎌倉の旬のお店やスポットを巡りました。鎌倉の豊かな自然を愛する人々、新たなブームを作る人々、そして鎌倉で頑張る静岡人にも出会うことができました。静岡から気軽に行ける鎌倉に、ふらりと出かけてみませんか。
SBSテレビ「静岡発そこ知り」(水曜よる7:00)は1980年代にスタート。静岡県民のみなさんとともに歩んできた情報番組です。地元で、全国で、世界で頑張る静岡人に注目し、番組の原点である「静岡の”そこ”が知りたい!」に迫っていきます。番組公式サイトはこちら!