掛川や菊川、磐田、森町など産地別のお茶の風味を味わえる茶氷

静岡が誇るお茶の魅力を、かき氷というカタチで多くの方に親しんでもらいたい、という想いから始動した茶氷プロジェクト。5年目を迎えた2022年は、静岡県全域の製茶問屋やカフェなど全57軒が参加し、個性豊かな「茶氷」を提供しています。
西部地区では、産地別の異なるお茶の風味を生かしている茶氷がズラリ。そこで、参加店の中から@S編集部スタッフが食べ比べてみたい!と思える茶氷をピックアップしてみました。抹茶と一緒にお茶屋さんの想いも濃厚に詰まっていますので、ぜひ味わってみてください。
1.日本茶きみくら本店(掛川市)

掛川の深蒸し茶を手掛ける丸山製茶の茶寮。行列店として有名ですが特に夏は「絹氷」を求める人たちで列が増しているようです。絹のようにふわふわのくちどけ滑らかなかき氷で、抹茶シロップの贅沢抹茶氷はまさに茶氷の王道の味。「自社の高級抹茶をふんだんに使って、香ばしさと奥深さにこだわった濃厚抹茶蜜に仕上げています」と広報担当の鈴木さん。温かいほうじ茶付き。並んでも食べたい絹氷は、静岡呉服町店でも味わえます。
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■日本茶きみくら本店
住所:掛川市板沢510-5
TEL:0537-24-6008
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■日本茶きみくら 静岡呉服町店
住所:静岡市葵区呉服町2-5-21 ノザレビル1階
TEL:054-255-2000
2.san grams green tea & garden cafe 菊川店(菊川市)

菊川の深蒸し茶やシングル茶葉を提供する丸松製茶場プロデュースのカフェ。ここで提供する茶氷は抹茶、和紅茶、シングル茶葉を用意。写真はフルーティーな和紅茶“藤かおり”の特製シロップを使った「和紅茶ミルク~藤かおり~」。氷の中にはマスカルポーネクリームとゼリーが隠れていて、一緒にいただけば、まるでミルクティーのような味わいになる茶氷です。
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■san grams green tea & garden cafe 菊川店
住所:菊川市堀之内1-1
TEL:0537-36-1201
3.CHA10 Hamamatsu(浜松市)

静岡県産のオーガニック抹茶を使ったスイーツを提供するCHA10の浜松店では、「Custom濃厚抹茶氷」を用意。オーガニック抹茶・甜菜糖・小豆のシンプルな抹茶氷に、自分好みのトッピング3つを選ぶことができるヴィーガン抹茶氷。トッピングは小豆増し、温抹茶ソース、抹茶ゼリー、カスタード、白玉、豆乳アイス、黒ゴマきなこソースから選べます。アレンジも多様で、何度も通いたくなりますね。静岡本店の新作「抹茶レモングラニータ」も味わえます。
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■【閉店】CHA10 Hamamatsu
住所:浜松市中区鍛冶町100-1 ザザシティ浜松中央館1階
TEL:053-401-1099
※2023年1月31日に閉店しました。
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■Organic Matcha Stand CHA10
住所:静岡市葵区鷹匠1-11-6
TEL:054-204-2210
4.お茶のかねまつ 角打ち茶屋(磐田市)

新品種開発も盛んでバラエティーに富んだお茶が楽しめるいわた茶の製茶工場。敷地内に築100年以上の古民家をリフォームしたカフェがあり、いわた抹茶を中心にした抹茶スイーツが味わえます。夏にはかき氷が登場し人気です。今年は、通常のいわた抹茶金時より2.5倍の抹茶量を使用した「濃いいわた抹茶金時」がおすすめ。畳の部屋でゆっくりくつろぎながら召し上がれ。
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■お茶のかねまつ 角打ち茶屋
住所:磐田市岩井2043
TEL:0538-32-4621
5.おさだ苑本店(森町)

遠州森の茶や天竜の有機栽培茶などを扱う製茶問屋。外のテラス席ではお茶スイーツを提供しており、夏は良質な水で48時間以上かけて凍らせた純氷のかき氷が人気です。なかでも森町産抹茶“野乃”をたっぷり使ったふわっふわの茶氷「森の抹茶かき氷」は、お店イチ押しの一品。オーガニックの香り高いほうじ茶やいちごシロップもあり、あずき、練乳などのトッピングも可能です。
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■おさだ苑本店
住所:周智郡森町森1522-1
TEL:0538-85-1500