
オリジナルビールに感動!2021年末オープンの三島のおしゃれなビアバー「TIELS TEA&TAPS」
静岡がこれだけ盛り上がる理由は何なのか? タレントの宮地眞理子さんと山田門努さんが静岡のクラフトビールの魅力を探るべく、三島市のビアバー「TIELS TEA&TAPS(ティールズ ティーアンドタップス)」にお邪魔しました。
ビアバー「TIELS TEA&TAPS(ティールズ ティーアンドタップス)」

二人がやってきたのは、2021年12月に三島市の源兵衛川近くにオープンした「TIELS TEA&TAPS(ティールズ ティーアンドタップス)」。店内は明るくカフェメニューもあるので、気軽に立ち寄ることができるビアバーです。
6年前に三島のビアパブで出会い、飲み友達だったというビアバー担当の川口さんと醸造担当の秋田さん。それぞれがビアバー経営、醸造家という別々の夢を持っていました。お互いの夢を知ったのは2年前。「単にビールを売るよりも、三島のビールとして造って出したほうが喜ばれるし楽しい」と生まれも育ちも三島の川口さんは思ったそうです。
他県出身の秋田さんは、三島を知り尽くした川口さんは「自分にはないものを持っている」ということで、一緒にこの店をオープンすることになりました。まさに運命の出会いですね。

オリジナルビールに感動!

秋田さんが、沼津市の醸造所で仕込んだというオリジナルビールを飲ませていただきました。こちらはクラシックなアメリカンIPAというスタイルのビールで、柑橘の香りやしっかりした苦味が特徴。アルコール度数も8%とやや高めになっています。
宮地:美味しい!ガツンときますね。ふくよかな甘い香りがフワーッと抜けていきます。
山田:あ〜!うまい! ビールの香りが広がる。味がギュッとつまった感じがしますね。
秋田:このビールをおいしいと言うお二人は結構なビール通だと思います(笑)。

ビール通におすすめのフィッシュ&チップスを実食!

フィッシュ&チップス グラスゴーサイズ 1,700円(税込)
お次はフィッシュ&チップス。こちらでは衣にクラフトビールを使っています。フィッシュがとても大きく、イギリスのビアパブで出される本場のフィッシュ&チップスを目指したそうです。宮地:すっごいサックサク! ビールのために生まれたようなフィッシュ&チップスですね!
山田:なんでこんなにビールに合うんでしょう?
秋田:定番になる理由はそこじゃないですか? 定番を美味しく作るというのが当店の狙いです。
東部・伊豆だけで16ものクラフトビール醸造所が!盛り上がるワケは?
静岡県内にクラフトビール醸造所は全部で20カ所以上とご案内しましたが、そのうち16カ所がある東部・伊豆エリアは県内屈指のクラフトビール激戦区でもあります。そんなエリアにお店を出すということで苦労もあったのでしょうか。秋田:クラフトビール激戦区の中に新参者が来たら、競争相手と捉えられてしまうかもしれませんが、実際は全然そんなことはなくて、「頑張れよ」と声をかけてくれたり、柿田川ブリューイングさんは自社醸造できるようになるまで設備を使わせてくださったり、色々な形でみんなが応援してくれて、本当に温かいと思いました。
山田:醸造家同士が一緒に盛り上げていこうということなんですね!
秋田:僕は醸造担当なので、美味しいビールをひたすら造る。飲んでくれるみなさんに喜んでもらえるようにひたすら造ります。
川口:店は源兵衛川という観光地にも近いですし、醸造所と店とが三島の町の景色になるような店作りをしていきたいです。
これからどんなビールが誕生するのか、どんな店になるのか、楽しみですね!

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■TIELS TEA&TAPS(ティールズ ティーアンドタップス)
住所:三島市泉町2-1
営業予定はインスタグラムでお知らせ
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