2014年11月07日(金)付 朝刊
NIE実践指定校の静岡市立高松中(同市駿河区)で6日、新聞を活用した国語科の公開授業が開かれた。2年生28人が、新聞の読者投稿文を教材にした学習に取り組んだ。
県内の教諭や新聞関係者ら約30人が参観した。同校の南條徹教諭(50)の授業で、どのような文章が新聞に掲載されるのか―がテーマ。中学、高校生ら同世代からの投稿文を「家族」「学校」など七つのジャンルに分け、ジャンルごとグループで話し合った。
その後、各グループの代表が討議結果を発表した。「読者の共感を得る」「具体例が書かれている」ことなどが投稿文に選ばれる要素に挙げられた。
新聞記事から読み取ったことをホワイトボードにまとめる生徒たち=6日午後、静岡市駿河区の市立高松中
