静岡県NIE推進協議会

実践指定校に14校 県推進協 初の視覚支援学校も

2024年06月23日(日)付 朝刊


 新聞を学校教材に活用するNIE(教育に新聞を)の普及に取り組む県NIE推進協議会は22日、本年度総会を静岡市駿河区の静岡 新聞放送会館で開き、実践指定校14校の推薦を承認した。
 本年度の新規実践校6校には、沼津視覚特別支援学校(沼津市)も推薦される。視覚障害の特別支援学校がNIE実践校に名を連ねるのは県内初。安倍徹会長は「視覚障害のある子どもたちにNIEをどう実践するか。今年も(NIEの)方法論が気概を持って展開されると思う」と期待を込めた。
 指定実践校に推薦された14校は、7月の日本新聞協会NIE委員会で正式に承認される。各校で2年間にわたりNIEに取り組み、最終年度の2月に担当教諭が報告を行う予定。 

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抱負を述べる新規実践指定校の担当者ら=22日午後、静岡市駿河区の静岡 新聞放送会館 

 

  指定校に承認されたのは次の通り。 


 ▽新規 東伊豆熱川中、静岡清水第六中、御前崎中、浜北北部中、桐陽高

▽継続 熱海泉小、静岡由比小、袋井南小、浜松初生小、静岡サレジオ小・中、浜松開誠館中・高、磐田北高、浜名高