2011年06月12日(日)付 朝刊
前回の戦略的スクラップノートに関して、多数の問い合わせがあったので図で示す。しかし、この図の通りに書いても意味はない。創造的なノートとは、他人から聞いて創るものではないだろう。自ら思考せず、すぐ人に聞こうとする他力本願的な姿勢については、猛省を促したい。
NIEとは、自ら情報の取捨選択をし、クリティカルシンキングの後に独自性を発信することが、テーマのひとつだ。左記の図を下敷きにして、新しいタイプのスクラップノートを自ら手で作り上げてもらいたい。そして、自らの向上のためにどう努力したらよいのか、希望をかなえるためには何をしたらよいのか、自分を見つめ直してNIEに取り組んでみよう。
(静岡市立高・実石克巳)