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新聞読むほど成績向上 学力テスト 正答率に差-17年度

2017年08月29日(火)付 朝刊


 県教委の2016年度の学習状況調査の分析によると、「ほぼ毎日」新聞を読む児童生徒と「読まない」児童生徒では正答率に小6で8・1ポイント、中3で8・8ポイントの差があった。県教委は学力テストの正答率と新聞を読む頻度に相関関係が認められるとして、授業などでの新聞の活用を奨励している。
 「ほぼ毎日」新聞を読む小6の平均正答率は70・7%、中3では71・1%で、新聞を読む頻度と比例して平均正答率が高かった。県教委は17年度のデータについても今後、同様の分析を行う。
 17年度の学習状況調査では、新聞を「ほぼ毎日」「週に1~3回程度」読むと答えた県内公立の児童生徒の割合は小6が20・4%(16年度比2・4ポイント減)、中3が14・9%(同4ポイント減)で、私立も含めた全国の割合をやや下回った。一方、新聞を「ほとんど、または全く読まない」としたのは小6が57・5%(4・1ポイント増)、中3が66・8%(6ポイント増)だった。

 

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