2025年11月19日(水)付 朝刊
静岡市葵区の城内中は18日、同校が定めた「新聞週間」に合わせ、新聞紙を活用した社会科の授業に初めて取り組んだ。
年に2回、1週間の新聞週間を設けている。同校1年の授業内で、1人1紙ずつ静岡新聞を手に取り、気になった記事や好きなニュースをはさみで切り取った。専用のワークシートに貼り、分かったことや気が付いたことを書き、グループで共有。政治や県内の動向、スポーツといったさまざまな分野を取り上げ、生徒は活発に意見を交換した。
行方不明の男児を保護し表彰を受けた高校生の記事を選んだ板井心結さん(12)は「同じくらいの年齢の人が救助に動けてすごいと思い、自分も行動できるようになりたい」と話した。
(社会部・望月ひかり)
真剣に記事を選ぶ生徒=静岡市葵区の城内中(写真の一部を加工しています)
