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藤枝で講座 見出し付けや「しりとり」も 新聞の読み方 活用方法学ぶ 網羅性、信頼性、一覧性が魅力

2025年08月20日(水)付 朝刊


 藤枝市の志太教育会館は19日、生涯学習講座の本年度から新設した教養講座を同会館で開いた。静岡新聞NIEコーディネーターの矢沢和宏さんを講師に招き、参加した志太地区の小中学生や保護者ら約20人が新聞の楽しい読み方や効果的な活用法を学んだ。
 矢沢さんは「新聞は『情報のデパート』。『寄り道文化』がある」として、網羅性や信頼性、一覧性、自分のペースで向き合える点といった特徴を説明。「自分の関心を見つけるために読むのが新聞の魅力」と語った。
 ジャーナリストの池上彰氏の情報収集術を挙げ、見出しや写真を「読む」よりも「眺める」意識が大事と紹介。記事が逆三角形の文章構造であることも踏まえ、「新聞は究極の時短メディア」と強調した。参加者は「見出ししりとり」や見出し付けなどに挑戦した。
 (藤枝支局・青木功太) 

 

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新聞の楽しい読み方や効果的な活用法を学ぶ参加者=藤枝市の志太教育会館