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論理的な文章の書き方学ぶ 磐田北高で新聞講座

 磐田市見付の磐田北高で22日、静岡新聞社読者プロモーション局のNIEコーディネーター矢沢和宏さんによる新聞講座が開かれた。小論文作成に向けて2年生が、新聞記事を参考にしながら論理的な文章の書き方を学んだ。
 矢沢さんは論文の書き方について①主張②具体例を挙げた考察③結論-の順で書く「三段論法」に当てはめると文章が論理的に構成され、読み手への説得力が増すと強調。「新聞の中で、主張や根拠を明確に示している社説が論文の書き方に近い」と紹介した。生徒は当日の朝刊から論文に似た記事を探し出し、書き方への理解を深めた。
 古川陽菜さん(16)は「小論文を書く際、途中で自分が何を言っているのか分からなくなることがある。今後は三段論法を意識し、読む人がひと目で分かるタイトルもつけたい」と話した。
 (磐田支局・崎山美穂) 

 

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論文の書き方に似た記事を探す生徒ら=磐田市見付の磐田北高