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テーマ : 高校サッカー

藤枝順心が2年連続7度目の優勝 全日本高校女子サッカー 十文字(東京)に3-0

 サッカーの第32回全日本高校女子選手権最終日は7日、神戸市のノエビアスタジアム神戸で決勝を行い、本県の藤枝順心が十文字(東京)を3-0で下し、2年連続7度目の優勝を果たした。5試合で17得点、1失点と攻守で力を発揮した。
 藤枝順心は前半4分、FW辻沢亜唯のシュートのこぼれ球をMF久保田真生が押し込み先制。同終了間際には辻沢が右足を振り抜き加点した。後半はGK菊地優杏の好セーブが光り、途中出場のMF葛西唯衣が3点目を奪った。藤枝順心―十文字 2連覇を決めて喜ぶ藤枝順心イレブン=7日午後、兵庫県・ノエビアスタジアム神戸(写真部・宮崎隆男)
▶【写真特集】藤枝順心が2年連続7度目の優勝 全日本高校女子サッカー

 ▽決勝
 藤枝順心 3(2―0 1―0)0 十文字(東京)
 ▽得点者【藤】久保田、辻沢、葛西

藤枝順心―十文字 前半、先制点を決めて喜ぶ藤枝順心の久保田(左から2人目)=兵庫県・ノエビアスタジアム神戸(写真部・宮崎隆男)
 【評】藤枝順心が序盤から主導権を握り、十文字に快勝した。
 藤枝順心は前半4分、背後を狙ったFW高岡の縦へのパスを受けたFW辻沢がシュートを放ち、こぼれ球をMF久保田が押し込み先制した。同45分にもMF植本の背後へのロングボールに辻沢が反応して加点。相手DFの動きを分析し、裏を狙った攻撃が想定通りにはまった。
 後半、攻撃の枚数を増やしてゴールに迫る相手に対し、全員のハードワークでゴールを死守。途中出場のMF葛西が左足で強烈なシュートを決め、ダメ押しの3点を奪った。

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 藤枝順心高の沿革  1912年に仲田裁縫教授所として創立。2003年に藤枝南女子高から現校名に。全校生徒は中・高合わせて415人。サッカー部は1994年に創部。全日本高校女子選手権は2004年度から20年連続出場し、優勝7度。第28、29回大会と第31、32回大会で連覇を達成した。全国高校総体は16年度と23年度に優勝した。卒業生はサッカー女子日本代表の杉田妃和ら。戸田雪子校長。藤枝市前島2の3の1。

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