⚽相手のセットプレー警戒 藤枝順心、3日準々決勝 全日本高校女子サッカー
第31回全日本高校女子サッカー選手権は3日、兵庫県の三木総合防災公園陸上競技場などで準々決勝を行う。静岡県の藤枝順心は初出場の高川学園(山口)と対戦する。選手は2日、大阪府内で約2時間の練習に臨んだ。
相手は独特な動きをするセットプレーを駆使し、守備面も粘り強い。練習ではミニゲームなどで攻守の動きを入念に確認し、セットプレーに対する注意事項も共有した。
2回戦の常葉大橘戦で決勝ゴールを決めた主将三宅は、背後のスペースを狙うことや、サイドチェンジからの攻撃に重点を置く。「相手の弱点につけ込みながら早い段階で点を取れたら。出る時間帯によって役割も変わるので、それを実行したい」と意気込む。
これまで出場機会は少なかったものの動きが良く、活躍が期待できる選手も多い。中村監督は新たなヒロインの誕生を期待し「いろんな選手が力を出してくれれば。戦い抜いて次に進みたい」と話した。