⚽全国高校総体V 藤枝順心サッカー部が報告 静岡新聞社や市役所訪問
7月に北海道で行われた全国高校総体のサッカー女子で、7年ぶり2度目の優勝を飾った藤枝順心高の選手らが16日、静岡市駿河区の静岡新聞放送会館を訪れ、静岡新聞社・静岡放送の大須賀紳晃社長に優勝を報告した。
1月の全日本高校女子選手権に続く冬夏連続優勝。戸田雪子校長、中村翔監督と選手20人が訪れ、中村監督は「夏は(チームの)成熟度があまり高くない中で迎える大会。1回戦は難しい試合になったが試練を成長の糧として優勝につなげてくれた」と振り返った。
今季は主将2人体制。大川和流主将が「冬の選手権に向けてチーム全員で成長していく」とさらなる精進を誓い、久保田真生主将が優勝を報じる静岡新聞の記念パネルを受け取った。大須賀社長は「冬の選手権と合わせて通算8度の日本一はお見事。追われる立場になるが年明け(選手権後)にまた優勝旗を持って来てほしい」と期待を寄せた。
選手は同日、藤枝市役所も訪れた。北村正平市長は「決して楽な試合ばかりではなかったと思うが、ひたむきなプレーで勝ち抜いたと市民に伝わっている」とねぎらった。市スポーツ協会や地元の商工会議所、商店街、企業の代表者からも花束と記念品が贈られた。
(運動部・結城啓子、藤枝支局・青木功太)