
■2025年度の赤字額は6200万円に
駿河湾フェリーの運営法人は6月23日、2025年度の赤字額が6200万円に上ったことを発表しました。
赤字が続き、県はフェリーを存続するか廃止するか秋までに判断する予定ですが、事業の継続に向けて厳しい現状が浮き彫りとなりました。
23日午前の清水港です。静岡県伊豆市の土肥港から90分かけてフェリーが到着しました。
平日の午前中ということもあってか、最大414人の定員に対して乗客は21人。このあと土肥港に向かうフェリーには、観光バスが1台乗り込んだものの乗客は48人でした。
<利用客>
「堂ヶ島に行きます」
「富士山見えたらいいなと思ってる。普段フェリーに乗らないので楽しみです」
■船体トラブルによる長期運休も影響
駿河湾フェリーの運営法人は23日、2025年度の決算を発表し、6200万円の赤字を報告しました。
客足が少ないことに加え、度重なる船体のトラブルで長期の運休があったことも影響し、2024年度より赤字が約1800万円増え、3期連続で赤字となりました。
<ふじさん駿河湾フェリー 山本東理事長>
「実際に何万人と乗っている人がいる事実はある。少しでも赤字の改善点が見い出せることがフェリーの存続のために、うちの法人がやらなければいけないこと」
■補助金約3億円でも赤字 秋までに存廃判断へ
現在の駿河湾フェリーは2019年6月から県と6市町が設立した一般社団法人が事業を開始し、各自治体から補助金を出し合ういまの形で運航しています。
2025年度は県と6市町からの補助金は約3億円ありましたが、それでも6200万円の赤字でした。
県はフェリーを継続するかどうか秋までに判断するとしていて、鈴木知事は先週「現行のフェリーによる運航体制では、状況の抜本的な改善は難しいと言わざるを得ません」と発言しました。
秋までに残された時間はわずかですが、駿河湾フェリーは業績の改善策を模索しています。









































































