【鈴木知事に聞く静岡①】「2年も3年も先ということはない」リニア静岡工区の着工時期をめぐり鈴木知事が言及 川勝前知事の課題を継承し住民説明会後の判断へ

リニア中央新幹線をめぐる問題で、川勝前知事が長年着工を認めず、静岡県とJR東海の議論は平行線をたどってきました。

しかし、鈴木康友知事の就任後、大きく前進しています。

2026年1月には県とJR東海が「水の補償の確認書」を締結、3月には県専門部会で28項目すべての対話が完了、5月からはJR東海の住民説明会が始まっており、前知事が残した大きな課題が前に進み始めています。

鈴木知事にこれまでの取り組みと、今後の着工へのゴーサインのめどについて話を聞きました。

■前進したリニア問題 苦労したポイントは


このリニア問題については、川勝前知事が残した大きな課題の一つですが、確かに前に進んでいるなという印象は受けます。苦労したポイントとしては、この2年間何かありますか。

<鈴木康友静岡県知事>
苦労したというよりも気を付けたのは、前知事がきちっと作ったものを私が継承して、あまりここで手を加えるとやっぱり恣意的な感じがしますので。

専門部会の陣容もそうですし、3分野、28項目に整理した課題もですね、そっくりそのまま引き継いで、前知事時代に作ったものを私は引き継いで取り組んできたというところですかね。

■静岡県内での工事 "ゴーサイン"はいつ出す?

<滝澤キャスター>
基本的には継承してきたと。

<鈴木知事>
全く継承したということですね。専門部会も一切委員の交代はしてませんので。かわ知事時代に選任した委員をそのまま引き継いでやってきたということですね。

<滝澤キャスター>
静岡県内での工事、いつゴーサインを出すのか気になるところですが、めどっていうのは何か考えありますか。

<鈴木知事>
そうですね。今の28項目の課題も全部クリアされましたので。今、JR東海が6月22日から7月8日まで、大井川流域の住民説明会を行っています。これがまずきちっと終わってですね。

それと同時に、今いろんな法令手続きをしなければいけませんので、それにJR東海さんが取り組んでおりますので、そうしたことが全部終わった時点で工区のスタートを切るかどうかという判断をするということになります。

<滝澤キャスター>
それはずばりいつごろになりますか。

<鈴木知事>
まだこの時点で、手続きというのは非常にきちきちってやっていかなければいけませんので、急いで拙速にやるものでもありませんので。

そのめどがいつになるか、まだそれをしっかりと見ながら、最終的な時期の判断をしていきたいと思います。

<滝澤キャスター>
平木副知事については、年内着工の可能性もあり得るという認識ですけれども、知事も同じような考えと考えていいですか。

<鈴木知事>
それはもう2年も3年も先ということはない、ということだけは申し上げたいと思います。

「あしたを“ちょっと”幸せに ヒントはきょうのニュースから」をコンセプトに、静岡県内でその日起きた出来事を詳しく、わかりやすく、そして、丁寧にお伝えするニュース番組です。月〜金18:15OA

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