
静岡大学が開発した超小型衛星などをのせた日本の主力ロケット「H3」6号機が6月12日午前、鹿児島県の宇宙センターから打ち上げられました。
浜松市内ではパブリックビューイングが行われるなど、静岡大学の挑戦に盛り上がっています。
12日、打ち上げの日を迎えた日本の主力ロケットH3の6号機。
<伊豆川洋輔記者>
「緊張感高まる中、浜松科学館には多くの人が集まりその様子を見守っています」
■国産初の形態で6つの小型衛星を宇宙へ

鹿児島県の宇宙センターから無事に打ち上げられたH3・6号機は、補助ロケットを使わずメインエンジンを3基に増やす国産初の形態で、低コスト化を目指しつつ、6つの小型衛星を宇宙へ運びました。
<会場の解説>
「まもなく超小型衛星STARS―XとPETRELの分離です」
H3ロケットには、静岡大学の超小型衛星「しらいと」も搭載。打ち上げの16分後に無事に放出されると、会場は沸きました。
<市内から来た60代の男性>
「身近には感じますよね、地元の大学だし。まだミッション続くと思うんですけど、これからも期待しています」
■宇宙ごみ回収など革新的な技術実証へ
「しらいと」が今回挑むのは、▼宇宙ごみを模した物体の回収や、▼「テザー」と呼ばれるひもを伸ばし、ロボットを移動させるなどの最先端の実験です。
<静岡大学大学院修士2年 松崎優作さん>
「宇宙上で事実上されてきていないようなことも実証していく衛星なので、大きな責任感を抱えるともに最後までミッションをやり遂げたいと考えている」
学生らは今後、ミッションに合わせてしらいとに信号を送るなど、将来の宇宙利用を支える革新的な技術の実証に挑みます。
■「しらいと」開発責任者 静岡大学工学部・能見公博教授のコメント
「H3ロケット6号機(30形態試験機)の打上げ成功を心よりお祝い申し上げます。
また、静岡大学の衛星を宇宙へ送り届けていただいたJAXAならびに関連企業の皆様に深く感謝申し上げます。
本衛星では、長距離テザーの伸展、テザー上を移動するロボットの実証、さらにはデブリ捕獲技術の実証など、将来の宇宙利用を支える革新的な技術の実証に挑戦します。
今後は、革新的なテザー技術の軌道上実証ミッションの成功に向け、運用チーム一丸となって全力で取り組んでまいります」










































































