
■1年生が通学路で交通ルールを学ぶ
新学期の生活に慣れてきた今、子どもの交通事故が増え始める時期でもあります。
静岡県内では、学校の統合などで通学距離が長くなり、児童1人で歩くことが増えている地域もあります。通学環境が変わる中、どんな対策が有効なのか、取材しました。
<交通安全指導員>
「気をつけ、ぴっ、右の手を高く上げてください」
静岡市の小学校で4月24日、1年生を対象にした交通安全教室が開かれました。児童たちは、道路を歩く時は左右を確認することなど、事故に巻き込まれないための注意点を学びました。

県警のまとめでは、小学生の交通人身事故は4月から5月にかけて増加する傾向があります。
新学期が始まって通学路に慣れてくることで、注意力が緩むことが要因の1つとされています。
■「自ら気付く」ための日々の積み重ね
交通安全教室では実際の通学路を使った指導もあり、こちらの学校では1年生の時に、徒歩での登校の注意点を学び、4年生では自転車の乗り方など学年に応じた安全教育を行っています。
<小学1年の児童>
「ちゃんと手を上げる、車にひかれないようにすること」
<小学1年の児童>
「右左見る、(道路で)ふざけない」
<由比小学校 望月重宏校長>
「子どもが自ら気付いて行動するには日々の積み重ねが大切だと思いますので、学校、家庭、地域一体となって1人1人の子どもに合った声掛けをしていきたい」
■学校再編による新たなリスク「1人区間」の増加
県内では近年、児童数の減少により集団登校が難しくなり、学校の統合・再編に伴い通学距離が長くなる地域もあります。
こうした状況に安全教育の専門家は、新たなリスクを指摘します。
<常葉大学教育学部 木宮敬信教授>
「最近の傾向としては、1人で歩かないといけないようなケースが増えている。こういうのは、1人区間という言い方をするが、1人区間が長くなっているのが最近の登下校の1番のリスク」
■「1人区間」への対策は
木宮教授は「1人区間」への対策としてまず、それぞれの家庭で子どもの登下校の状況を把握した上で、防犯グッズの活用や「こども110番の家」との関係構築などが有効だと話します。
<常葉大学教育学部 木宮教授>
「何時頃、どの道を通って帰るのか、ご家庭で自分のお子さんの歩く時間帯とかルートに合わせて点検を行うこと、できることをしっかりやっていくことが1番大事なこと」
新学期の生活に慣れてくる今のタイミングで、家庭でも通学路の安全対策を見直すことが大切です。










































































