
■樹齢1800年の大イチョウから生まれた新名物
パワースポットとして知られる静岡県賀茂郡松崎町の神社でギンナンを使ったパンの限定販売が始まり、注目を集めています。
その名も「いのちのパン」。名前の由来は神社にある大きなイチョウの木です。
1000年以上前に創建されたとされる、松崎町の伊那下神社。この神社には、樹齢約1800年、県の天然記念物に指定されている大イチョウがあり、毎年秋にたくさんのギンナンが実ります。
今回のしずおか産は、大イチョウの生命力を受け継ぐギンナンが入った、「いのちのパン」です。
■伊豆の新鮮な食材を使ったフランス料理店で誕生
松崎町のフランス料理店、「プロヴァンス・ド・すずき」。西伊豆町で生まれ、フランスで修業した鈴木克則シェフ(66)が2001年にオープン。
伊豆の新鮮な食材を使ったフランス料理を手頃な価格で提供しています。2025年、神社の関係者から大イチョウのギンナンで新たなメニューができないかと相談がありました。
<鈴木克則シェフ>
「パンはナッツを入れても合うから、いいんじゃないかと」
2025年の秋、神社で収穫したギンナンを譲り受け、パンの試作を始めました。
ギンナンを塩水で茹でて細かく刻み、ライ麦のパン生地に練り込んで硬めのパンに仕上げました。生地1キロの中に150グラムものギンナンが入っています。
<鈴木克則シェフ>
「ギンナン、ギンナンと強調し過ぎない、ほのかに香るぐらいがいいんじゃないかなという感じで」
■客の反応と神社に込められた願い
2026年1月に完成し、コース料理で提供した際も好評でした。
<客>
「パンをちぎるとギンナンの香りがします」
「表面がサクサクで中がもっちりして、若干、ギンナンのつぶつぶとした食感があって苦味とかはないです」
ギンナン入りのパンには伊那下神社の特別な願いが込められています。
<伊那下神社職員 藤池拓也さん>
「このイチョウというのが雷で真っ二つに裂けて、その裂け目から新しい芽を吹いて、その強い生命力をいただくということで」
■「命の恵みをわかち合う」限定販売は完売の人気
生命力の象徴として知られる大イチョウ。「命の恵みをわかち合う」として、参拝者にギンナンを配ってきましたが、もっと多くの人に大イチョウのご利益を知ってほしいと知恵を絞ったのです。
ギンナン入りのパンは、「いのちのパン」と名付けられ、3月下旬から伊那下神社で限定販売が始まりました。
ギンナン入りのパンが220円、豚肉と野菜を挟んだサンドイッチが550円。15分ほどで完売する人気ぶりでした。
<伊那下神社職員 藤池さん>
「生命力をいただきながら、常に自然と共に生きていくという感謝を感じながら召し上がることがご自身の生命力アップにもつながると思う」
ギンナンが入った「いのちのパン」は、4月25日に伊那下神社で販売される予定です。
【店舗情報】
・「プロヴァンス・ド・すずき」
・住所:静岡県賀茂郡松崎町道部103-3
・営業時間:11:30~14:00/17:30~20:00
・定休日:火曜日休み







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