
自己評価は「80点」 執行力の高まりを強調
静岡市の難波市長は2026年4月13日、就任から丸3年を迎えました。新たなサッカースタジアムなど大型事業が動き出す一方、海洋文化施設の計画は白紙となり、課題も残されています。
<静岡市 難波喬司市長>
「そこそこ結果は出して来られてるかなというところで、80点ぐらいは取れているんじゃないかなと思います」
9日の定例会見で、難波市長は就任からの3年間を「80点」と自己評価しました。
<難波市長>
「全体として執行力が高まってきているので、そういった点では良い方向に来ているのではないかなと思います」
2023年の前回の静岡市長選は経済界の一部が擁立段階から支援し、与野党の推薦を受けて初当選しました。
2025年2月には人口減少に強い危機感を示し、前の市長が策定した第4次総合計画の見直しを表明。2026年、「第5次総合計画」を策定しました。
<難波市長>
「民間投資を得て土地を有効活用すると、静岡市にとっては大きな経済社会効果が得られます」
スタジアム・アリーナ計画が始動 議会からは「丁寧な説明」求める声も
JR清水駅東口では、新たなサッカースタジアムの建設に向け、エネオスが所有する遊休地を市が取得すると発表しました。
さらに、JR東静岡駅北口に整備予定の多目的アリーナは、NTTドコモを代表とするグループが事業者に決まり、年間112万人の来場を見込む施設の概要も示されました。
大型事業を推し進めてきた難波市長。
自民党の重鎮市議は、スピード感のある政策決定を評価する一方、議会への丁寧な説明を求めました。
<自民党静岡市議団 鈴木和彦相談役>
「議会軽視はしょっちゅうだよ。議会も市民の代表が集まっているところで、オープンにしてもらわないと。市民が後ろにたくさんいるわけだから」
海洋文化施設は契約解除の方針 「にぎわいの柱」頓挫に落胆の声

こうした中、大型事業の中で唯一、計画が頓挫したのが海洋文化施設です。
3月、物価高騰の影響で事業者が建設費を回収できないとして契約解除の方針が示されました。難波市長はこれまで、前の市長のもとで結ばれた契約内容を批判していました。
<自民党静岡市議団 鈴木相談役>
「一緒になって田辺前市長とやってきたものがまだ残っている中で、あれが良かった悪かったというのは聞き捨てならないところもある」
海洋文化施設は、スタジアムとともに清水のにぎわい創出の柱として注目されていました。
<清水駅前銀座商店街 松岡夏樹理事長>
「清水港とこのあたりの中心市街地をつなぐことは目下の課題だと思っていますし、僕らも期待していたところではありますから、ちょっと残念ではありますね」
清水駅前銀座商店街の松岡さんは、今後のまちづくりに期待を寄せています。
<清水駅前銀座商店街 松岡理事長>
「人の力で街を変えていくこともありますから、スタジアムができてもミュージアムがだめになったとしても、清水の街の人がどう力強く変えていくかが大事なところ」
成果と課題が交錯する中で迎えた3年。難波市長の1期目の任期は残り1年で、再選出馬するかどうかの動向も注目されています。










































































