
「投資をしようと持ち掛けられましたが、これって本物ですか?」
これはLIVEしずおか杉本真子キャスターの顔写真を使ったSNSの偽アカウントから実際に知人に送られたメッセージです。

「優良株」などの言葉で投資を誘う内容ですが、警察によりますと投資詐欺の入り口とみられるということです。SNSを悪用した詐欺行為に歯止めをかけるにはどうしたらいいのか、考えます。
2025年、杉本キャスターのもとに知人からこんな連絡が相次ぎました。
「杉本さんから投資をしようと持ち掛けられましたが、これって本物ですか?」 「高配当の投資があるって本当ですか?」
もちろん杉本キャスターがSNS上で投資を勧めたことは一度もありません。杉本キャスターになりすました何者かが、杉本キャスターの知人にメッセージを送っていたのです。
「インスタグラムで私の名前を検索してみると...」

杉本キャスターの名前と写真を使ったアカウントがもう一つ出てきます。いわゆる偽アカウントです。
「親近感」を悪用し...LINEグループへ誘導
こうした偽アカウントは詐欺の手口に使われるケースがあります。
<県警本部生活安全企画課 杉山慎一 特殊詐欺分析補佐>
「SNS型投資詐欺は、有名な投資家や実業家、こういった人たちの『人』を信用させて親近感を持たせて、それに乗じて中長期にわたり金銭をだまし取る特徴がある」

偽アカウントを利用したSNS型投資詐欺では、犯人側が有名人などになりすまして直接メッセージを送信。メッセージを受け取った側からすると、自分の好きなアイドルや“推し”から連絡が来たと錯覚すると言います。
続いて犯人側は別の投資グループに招待し高配当の投資があるなどとうたって、その人が投資したお金をだまし取るということです。
<県警本部生活安全企画課 杉山特殊詐欺分析補佐>
「LINEのグループを無料で運営している。こういったポイントですとか高い銘柄で想定利益60%以上。まさに特別感をあおるような内容になっている。こういったものは詐欺のトーク・投稿であるというのを見極める非常に重要なポイント」
地方局アナや自治体もターゲットに
SNS型投資詐欺の静岡県内の2025年の被害総額は約29億円。
(※2025年1月~12月暫定値、被害金額:約29億円、被害件数:177件)
ここ数年で作られる偽アカウントの対象が拡大し、県民により身近で「親近感」を与えることができる地方局のアナウンサーや地方自治体もターゲットになってきているということです。
<島田市広報プロモーション課 氏原萌子主事>
「市のアカウントと思われるものからダイレクトメールで投資を勧めるような内容のメッセージが届いたということで『偽物じゃないか』って」

2025年7月、島田市でも偽アカウントが作られる被害がありました。
比較してみると一見見分けがつかないほど酷似しています。アカウント名が少し違うだけで公式の投稿をコピーしたと思われる投稿も。
<島田市広報プロモーション課 氏原萌子主事>
「1つ1つ丁寧に投稿を作っているので、それを模倣するような形で、写真や投稿を利用されて、ちょっと怒りのようなものはある」
認証バッジやフォロワー数を確認
SNS型投資詐欺の広がりの背景には、投資への関心の高まりや世代を超えてSNSが浸透してきたことが挙げられます。
身近にあり、誰もが触れる機会のあるSNSだからこそ年代を問わず細心の注意が必要です。
今回話をうかがった県警の杉山さんによりますと、認証バッジの有無や極端にフォロワーが少ないということも偽アカウントを見極めるポイントだということです。
不安に思ったときには、家族、友人、警察に相談してほしいということです。








































































