
2023年7月、浜松市内の自宅などで知人男性に暴行を加えて死亡させたうえ遺棄した罪に問われた男の裁判員裁判の初公判が11月17日に開かれ、男は起訴内容を一部否認しました。男は「致死になるかはわからない」としています。
傷害致死や死体遺棄などの罪に問われているのは、浜松市中央区の解体工の男(52)です。
起訴状によりますと、被告の男は2023年7月、浜松市内の自宅などで、元暴力団組員で総合リフォーム業の男(41)とともに知人の男性(当時43歳)に暴行を加えて死亡させ、遺体をキャリーケースに入れて車の中に放置して遺棄した罪に問われています。
17日午前、地裁浜松支部で開かれた裁判員裁判の初公判で、被告の男は傷害や死体遺棄などは認めるが「致死になるかはわからない」と起訴内容を一部否認しました。
続く冒頭陳述で検察側は、被告は一連の暴行に加わっていて、共犯者と動機の共有はしていなくても共謀は認められるなどと指摘。一方弁護側は、被告による暴行はいずれも死因につながるものではなく、被害者を死なせる動機もないなどと主張しました。







































































