4月22日朝、静岡市清水区でクマの目撃情報がありました。現場は中学校のすぐそばで、市が注意を呼び掛けています。
4月22日午前8時すぎ、静岡市清水区山原で、「クマを見た」と静岡市立清水飯田中学校の教職員から静岡市教育委員会に通報がありました。
市教育委員会や飯田中学校によりますと、学校に隣接している裏山の中腹にクマがいるのを複数の教職員と生徒が目撃したということです。
中学校と裏山の境には3メートル以上の高さのフェンスが設けられていますが、クマはフェンスから40メートルほど先にいて、体重40~50キロぐらい、子グマに見えたということです。
通報を受けた市の職員が現場に駆け付けましたが、クマは発見されず、足跡や毛といったクマがいた形跡も確認できませんでした。
学校は生徒たちには校内放送で情報共有と注意喚起をしたほか、保護者らにもメールを送るなどの対応をとるということです。
市によりますと、2025年度クマとみられる動物の目撃情報は3件ほど寄せられていて、春になり色々な動物の活動が特に盛んになるため注意してほしいとしています。
クマを見かけた場合は、静岡市中山間地振興課(054ー294ー8807)や、最寄りの警察に連絡してほしいということです。
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