
8月7日の県内も気温がぐんぐん上昇し、静岡市駿河区では、全国で最も高い36.7℃を観測しました。そんな中、暑さ対策に欠かせない冷感グッズには、品切れになるほどの商品もあるということです。
<社会部 荻野旦記者>
「午後2時半前の静岡市役所前です。こちらの気温計は34℃を示しています。昨日よりは暑くはないものの、立っているだけで汗がにじみ出るような暑さです」
8月7日の県内は、温かく湿った空気の影響で、気温が上昇しました。静岡市駿河区では36.7℃を観測し、全国1位の暑さとなりました。また、▼静岡市清水区で36.2℃の猛暑日となったほか、▼静岡県三島市で34.5℃、▼静岡県富士市で34.1℃を観測するなど、県内各地で危険な暑さとなりました。
<街の人>
「十分暑いのを味わってきたので、少しずつ涼しくなってもらいたい」
猛暑日が続く中、注目されるのが冷感グッズ。静岡市内のお店では、ある機能が付いた商品が売れているといいます。
<ハンズ静岡店 伊藤慶昭さん>
「今はこちらの冷却プレートがついた商品が売れております。普通の扇風機だとファンを回すだけで、これだけ暑いと温風になってしまうが、冷却プレートがある場合、銀色の部分がひんやりして、首とか腕に当てて、すぐ冷たさを感じたい人に売れている」
冷却プレートが付いているハンディファン。冷却プレートは外気温から約10度低く、肌に当てるだけで冷たさを感じることができ、吹く風もより冷たくなります。7月初めから8月6日までに400台近く売れているということです。
さらに、人気を集める商品も。
<伊藤さん>
「今年は魔法瓶型の氷のうが人気になっています。魔法瓶型なので、あらかじめ水と氷を入れて、もしくはこれ自体を凍らせてしまって、すぐに首を冷やすことができる」
大きさもコンパクトで持ち運びが便利なこの商品は、女性を中心に人気を集めています。
<伊藤さん>
「非常に暑いので、無理をせず、冷感グッズを使っていただきたい」
記録的な暑さとなっている2025年の夏。十分な水分補給と冷感グッズなどをうまく組み合わせて熱中症を予防しましょう。