「火を使う惣菜が売れている」暑さに弱い葉物野菜は価格の先行き不透明…静岡県内15地点で真夏日 危険な暑さは食卓にも影響

6月27日も厳しい暑さとなりました。各地で真夏日となる中、スーパーではあるものの売れ行きが好調な一方、暑さに弱い葉物野菜への影響が心配されています。

27日の静岡県内は、朝から強い日差しが照り付け、気温がぐんぐん上昇しました。最高気温は、川根本町で33.7℃、静岡市駿河区で33.5℃など、静岡県内18の観測地点のうち15地点で30℃を超える真夏日となりました。27日、西日本では梅雨明けが発表されましたが、東海地方の梅雨明けは早くて次の週の週末になる見込みです。

暑い日が続く中、静岡市のスーパーでは、ある商品の売れ行きが好調だといいます。

<田子重西中原店 増田克己店長>
「こちらが総菜売り場です。特に火を使う商品が売れています。天ぷらや、フライが売れています」

こちらのスーパーでは、揚げ物や焼き鳥などの総菜を販売していますが、前の週と比べ、約2割多く売れているといいます。27日も、暑さの影響からか、多くの人が総菜を購入していました。

<買い物客>
「長芋のからあげを買いました。暑いので、揚げ物をやろうと思ったが、色々な種類は作れなくて買いました」
「キッチンも暑くなるので(買う機会は)増えると思います」

<子ども>
Q.何が好き?
「エビフライ」

一方、連日の暑さにより、ようやく価格が平年並みに落ち着いてきた野菜への影響が心配されています。

<増田店長>
「天気が良くて水不足になってしまうと、うまく育たないので価格が不安定になる」

特に、葉物野菜の生育には、天候が大きく影響するため、価格の先行きが不透明だといいます。例年よりも、早く訪れている2025年の猛暑。危険な暑さは、食卓に欠かせない野菜にも大きな影響を与えそうです。

「あしたを“ちょっと”幸せに ヒントはきょうのニュースから」をコンセプトに、静岡県内でその日起きた出来事を詳しく、わかりやすく、そして、丁寧にお伝えするニュース番組です。月〜金18:15OA

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