「ため池では遊ばないように」市内に多くの池がある静岡・菊川市が緊急点検実施 高校生2人溺死の事故受けて看板やフェンスなど確認

静岡県沼津市の池で高校生2人が溺れ死亡した事故を受けて、静岡県菊川市は8月5日、ため池などの緊急点検を始めました。

菊川市は市内にある農業用のため池や公園の池など30か所を対象に8月5日から緊急の点検を行っています。

点検では農林課の職員が立ち入り禁止を呼び掛ける看板の見え方や、フェンスを支える支柱の状況などを確認しました。市内にある丑池では、フェンスの一部に穴があいているのが確認され、職員らがワイヤーなどを使って修繕しました。

<菊川市農林課 平川知人課長>
「8月2日の事故を踏まえ、市のホームページやSNSを使って市民に(注意喚起を)周知している。ため池では遊ばないように、よろしくお願いしたい」

県は農業用のため池を管理する市や町に対して人が立ち入る可能性が高い池を優先的に緊急点検し結果を報告するよう指示しています。

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