
静岡県磐田市に本社を置くバイクメーカーのヤマハ発動機が8月5日、2025年12月期第2四半期の決算を発表しました。上期はアメリカの追加関税の影響は軽微だったものの、減収減益になりました。また、通期の営業利益予想を1200億円に下方修正しました。
ヤマハ発動機の発表によりますと、上期(1-6月)の実績は、アメリカの追加関税の影響は軽微だったものの、二輪車やウォータービークルなどの販売台数の減少などの影響で、売上収益は前年同期比5.2%減の1兆2778億円、営業利益も前年同期比45.4%減の841億円の減収減益となり、純利益は531億円(前年同期比52.9%減)となりました。
また、通期の連結業績予想については、アメリカの追加関税などによるコスト増加などにより、さらなる売上・利益の減少が見込まれるとして、売上収益は2兆5700億円(当初予想:2兆7000億円)、営業利益も1200億円(当初予想:2300億円)、純利益も450億円(当初予想:1400億円)といずれも下方修正しました。