スズキ5期ぶりに減収減益 インドやヨーロッパでの販売減などが影響 業績予想は据え置き

浜松市に本社を置く自動車メーカースズキは8月5日、2026年3月期第1四半期決算を発表しました。インドやヨーロッパでの販売台数の減少などの結果、5期ぶりの減収減益となりました。

スズキの発表によりますと、第1四半期の売上収益は、前年同期比4.1%減の1兆3978億円、営業利益が前年同期比9.8%減の1421億円となり、5期ぶりの減収減益となりました。為替円高影響や原材料価格の上昇に加え、インドやヨーロッパでの販売台数が減少したことが要因だということです。また、同期純利益は1020億円(前年同期比10.7%減)で3期ぶりに減益となりました。

四輪車の世界生産実績は78万2000台(前年同期比2.7%減)、同販売台数は75万4000台(前年同期比3.8%減)で、国内やアフリカ、パキスタンなどで販売台数は増加したものの、インドやヨーロッパで減少したため、生産・販売ともに前期を下回りました。

一方、通期業績予想は、関税や為替影響など不透明な経営環境が続いていることから、2025年5月の前回発表を据え置きとしました。また、二輪車、四輪車の生産・販売も前回予想を据え置きました。

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