ヤマハ発動機 第3四半期は減収減益 通期業績予想は据え置きに

バイクメーカーのヤマハ発動機(本社・静岡県磐田市)は11月5日、2025年1月から9月の決算を発表。売上収益は1兆9,103億円(前年同期比3.4%減)、営業利益は1,124億円(同44.1%減)の減収減益となりました。また、最終利益は434億円(同68.1%減)となりました。

ヤマハ発動機によりますと、減収の主な要因は、マリン事業のウォータービークルおよびアウトドアランドビークル事業の販売台数の減少だということで、営業利益は、米・トランプ政権による追加関税の影響などが響きました。

主なセグメント別では、主力の二輪車などのランドモビリティ事業が売上収益1兆2,280億円(前年同期比1.4%減)、営業利益889億円(同23.7%減)となりました。MC事業では、先進国は欧米などが販売台数が減少した一方、フィリピンやタイ、インドネシアでは増加し、全体では前年並みの実績となっています。

マリン事業は売上収益が3,993億円(同3.9%減)、営業利益492億円(同37.9%減)に。四輪バギーなどのアウトドアランドビークル事業は、売上収益が1,114億円(同19.2%減)、営業損失が263億円(前年同期:営業損失21億円)と大幅減益となりました。

通期の業績予想は、売上収益2兆5,700億円、営業利益1,200億円、最終利益450億円と、2025年8月の発表から据え置きました。

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