
伊豆半島を代表する観光地、静岡県下田市の白浜大浜海水浴場が7月19日に海開きを迎え、警察が臨時派出所の開所式を行いました。
下田警察署は、毎年夏に多くの観光客で賑わう白浜大浜海水浴場に臨時派出所を置き、パトロールを強化しています。海開きとなった19日は、開所式を行いました。
<下田警察署 高橋宏文署長>
「海水浴客に対する良好な応接が基本でありますけど、万が一、悪質な犯罪があった場合には、厳しく取り締まるつもりでおります」
この海水浴場では、暴力団による貸しパラソルなどの無許可営業が続いています。市の関係者も加わっての合同パトロールでは、海水浴客に安全な遊泳を呼びかけるとともに、浮き輪などを借りる際には、市が公認する店の利用を訴えました。
<下田市 松木正一郎市長>
「市民の皆さんがずっと、ここの風紀の乱れに対して、恐ろしいというか、恐怖感を感じている。気を引き締めて、みんなで手を携えて連携して、こうしたことに立ち向かっていきたいと思います」
白浜大浜海水浴場の開設期間は、8月31日までです。