静岡市駿河区の突風は「竜巻」と推定、御前崎市は「竜巻の可能性が高い」と判断=静岡地方気象台

静岡地方気象台は7月16日、7月14日 夜、静岡市駿河区で発生した突風は竜巻と推定し、静岡県御前崎市で発生した突風の種類は竜巻の可能性が高いと判断したと発表しました。

静岡地方気象台によりますと、14日午後7時 半頃、静岡市駿河区中原から泉町にかけて突風が発生し、軽乗用車の横転などの 被害がありました。また、14日午後6時23分頃、静岡県御前崎市佐倉から比木にかけて突風が発生し、 住家の屋根のトタンの飛散などの被害がありました。

このため 7月 15日、静岡地方気象台は、突風をもたらした現象を明らかにす るため職員を気象庁機動調査班(JMA-MOT)として派遣し、現地調査を実施し ました。

調査結果、静岡市駿河区で突風をもたらした現象は、竜巻と推定したということです。
その根拠として
 ・突風発生時に活発な積乱雲が付近を通過中であった。
 ・確度が高い、移動する渦の目撃証言が得られた。
 ・被害や痕跡は帯状に分布していた。
 ・被害や痕跡から推定した風向は不規則であり、様々な方向がみられた。
・突風はごく短時間(1 分程度)であったという証言が複数得られた。
・竜巻に特徴的なゴーという音が移動したという証言と壁に体が吸い寄 せられるよ
 うな体感の証言が得られた。
ことをあげています。

その強さは、軽乗用車が横転していることから、風速約 40m/s と推定され、日本版改良藤田スケール で JEF1 に該当するとしています。

また御前崎市で発生した突風をもたらした現象は、竜巻の可能性が高いと判断したということです。
 その根拠として、
・突風発生時に活発な積乱雲が付近を通過中であった。
 ・被害や痕跡は帯状に分布していた。
・被害や痕跡から推定した風向は不規則であり、様々な方向がみられた。
・突風はごく短時間(1 分程度)であったという証言が複数得られた。
 ・竜巻に特徴的なゴーという音が移動したという証言が複数得られた。
ことをあげています。

その強さは、住家の屋根のトタンの飛散から、風速約 40m/s と推定され、日本版改良藤田スケール で JEF1 に該当するとしています。

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