4月3日、静岡地方気象台は、サクラ(ソメイヨシノ)の満開を観測したと発表しました。平年(4月2日)より1日遅く、 昨年の2024年(4月8日)より5日早い 満開です。
こうしたサクラの観測は、どのように行われているのでしょうか。「LIVEしずおか」の久留嶋怜気象予報士が静岡市駿河区の静岡地方気象台を訪ねました。
<久留嶋怜気象予報士>
「静岡地方気象台に来ています。桜を見に来たんですが、どうですか!これ満開じゃないですか。薄い淡いピンク色の花びらが見事に咲いています。きれいですね」
ソメイヨシノの標本木は、静岡地方気象台の敷地内にあります。
<久留嶋怜気象予報士>
「観測結果いかがでしょうか」
<静岡地方気象台 鶴橋茂大気象情報官>
「見ていただいたとおり、一応基準としております80%ですね。本日達しましたので、これで一応満開ということになります」
<久留嶋怜気象予報士>
「満開発表です。ちなみに、前日と比べて咲き具合どうですか」
<静岡地方気象台 鶴橋茂大気象情報官>
「少し気温が日中低く推移しましたので、そんなに進んでいる感じはないんですけれども、着実に少しずつ、前日に比べると進みましたので」
<久留嶋怜気象予報士>
「気象台は八分咲きで満開を発表しますから、まだ2割ほどつぼみが残っているので、まだまだ見頃続きそうです。もう少しサクラを楽しめそうですね」
<LIVEしずおか 杉本真子キャスター>
どんよりとした曇り空でもサクラがあると気分も明るくなりますね。
<久留嶋怜気象予報士>
そうですね。気象台の鶴橋さんの話にもありましたが、サクラの満開発表は全部の花が開いたときではなく、八分咲きで発表となりますので、まだまだ見頃が楽しめそうです。