
7月から始まった「水難事故防止強化月間」にあわせ、静岡県内の大学で、注意を呼びかける啓発活動が行われました。
静岡県は、毎年7月と8月の2か月間を「水難事故防止強化月間」とし、事故を防ぐ取り組みを進めています。7月2日、静岡県立大学で行われたキャンペーンには、県と清水海上保安部の職員が参加しました。
県内では、2024年の夏、18件の水難事故が発生し、7人が死亡、1人が行方不明となりました。また、2018年8月には、静岡市駿河区の海岸で大学生3人が亡くなる事故が起きています。
啓発活動では、波が高い日や風が強い日には海に入らないこと、アルコールを飲んだ後には水辺で遊ばないことなど、注意事項を書いたチラシやポケットティッシュを学生に配りました。
<県水難事故防止対策協議会事務局 匂坂美月さん>
「ルールとマナーを守って海水浴場開設期間に楽しんでいただければと」
7日と8日には、県内の他の大学でもキャンペーンが行われます。(7日:日本大学国際関係学部、8日:静岡文化芸術大学)